早朝さんぽ、ふたたび

今夏2度目の早朝散歩は、行きつけの沼へ。玄関を出た瞬間はもわっとした熱気が漂って来たけど、マンションの外へ出るとだいぶ涼しい。コンクリートって熱を貯めるんだな~と改めて実感する。

 

車のいない夜明けの道路を闊歩するハシボソガラスさん

 

んー心なしか顔が幼いような。若鳥さんかな?

 

東の空

 

朝ごはん中のムクドリの群れにちょっと近づくと、バタバタと一斉に飛び去ってしまう。そんな中、出遅れた一羽。ご馳走を放置できなかったっぽい。

 

夜明けの水面には

 

カルガモグループ

メスはまだ子育てラストスパートぐらいだろうから、こののんびり感はオスかな。そう責めるなって。秋からはまた長~い戦い、半年にわたる恋と結婚生活が始まるのだ。

 

沼の奥の方には、戦闘態勢のカイツブリさん

遠くてよく見えなかったが、別の成鳥を追い払っていたようだ。若鳥が近くにいたから、その子を守るためだったのかもしれない。

 

こちらは落ち着いて

 

あれ?

なんだなんだその普通のカモ*1みたいな中途半端な潜りは。得意の完全潜水はどうしたの??

 

見れば水面のあちこちにまるい波紋ができ、時折り黒いものがひらめく。

もしかして、この暑さと少雨で水量が減り水中の酸素も減って、カイツブリが潜れる深さがなくなり、魚とかの水中生物が空気を求めて上がってきてる…?

早く、早く適度に雨降ってくれ~~!

 

 

気を取り直して沼の周りを一周

 

着いたときはまだ閉じていたのに、いつの間にか開いていた。どんなときでも、涼しい顔のあなた

 

トンボたちはスピード早すぎて私などでは肉眼でもカメラでも追えない。シオカラトンボとコシアキトンボと、ヤンマっぽい大きいヤツがいるのは辛うじてわかった。

 

おっ、カワセミさん。だけどいつもの輝きが…

 

若鳥のようだ。時期的に見ても。

 

この春に初めて見つけたエゴノキ。こんなに鈴なりになって、熟したらどんな鳥たちが来るんだろう。わくわく。

 

ビワの実はさすがにもう落ちてるよなーと思いながら近寄ってみたら、なんと!

しかしこれって、地面から這い出して、幹を登って枝を伝って葉先まで来たわけでしょう…幹でよさそうなものだと思うけど、ここまで来るってことは、羽化しやすい角度とかがあるんですかね。

 

 

小学校の前の緑地に植わっているザクロの実が出来始めていた。なんか…顔っぽい。そういえば、ザクロは人の肉の味がするのだとか(あんな味なの…!?)。

 

おしまい。

今朝は蒸し暑かった。帰ってtenki.jpで調べてみたら、湿度96%とか…汗でろでろになるわけだ。昼過ぎには50%切るようだけど、今度は気温37℃だもんな~

*1:カイツブリはカイツブリ科カイツブリ属でカモとは別の仲間ですが、キンクロハジロなどカモの一部は潜水ガモといってカイツブリと同じく完全潜水ができる。カルガモとかマガモとかの大半のカモはできなくて、頭だけとか、上半身だけ突っ込んだシンクロナイズドスイミングみたいな体勢になる。

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