久しぶりに北本自然観察公園。狙いは冬のカモさんたち。この秋は水辺に行っても「なんか少ないな~渡りまだなのかな~」と感じることが多いのですが、果たして。
マガモさんいた!

だいぶ換羽が進んでいるけど、まだ頭の光沢が本調子ではない♂

しきりに羽根づくろい


見た感じ、マガモが2ペアだけっぽい。一番早く、たくさん飛来するコガモが見当たらないのは、やはり気になる。たまたまどこかに出かけているだけならいいのだけど…
気を取り直して歩いていると、通路脇の茂みがやたらニイニイ、ニイニイ言っている。覗いてみると、ヤマガラさんの小グループが盛んに鳴き交わしながら飛び回っていた。
こんな間近で見れたの初めて ♪ とバシャバシャ

ちょっと小首を傾げた正面顔もかわいい。

頭頂部から後頭に続く白いライン

おしり

また別の場所で、コンコンコンコン叩く音が聞こえて来て、「コゲラさん?」と辺りを見回すと、何やら割った木の実を抱えているヤマガラさんの姿が…

木の実を割ろうと叩いてる音だったみたい。
梢の上にジョウビタキ♀さん

見てるとどこからともなく、ペチペチと何かを叩く音がする。なんだろう?辺りを見回してもそれらしきものはない…
ん?

なんかこの…

尾っぽの動きとシンクロしてる…!

確信は持てないけど、この長い尾っぽふりふりするとき、勢い余って枝をペチペチ叩いてるっぽい。
さらに奥に進むと、ギャアギャア、ギャアギャアと凄い声が聞こえて来た。
カケスだ!とずいぶん長いこと目を凝らして林の中を見ていたのですが(木道から外れてはいけないのでこれ以上近づけない)、ちらっとしか見えなかった…残念。

コウヤボウキの花を巨体で揺らしながら、蜜を吸ってる。丸っこい身体と毛皮が可愛い、たぶんトラマルハナバチ*1。

お茶の花

カラスウリ。熟すにつれて緑に縦縞から

縞が薄れたオレンジ、最後はあの鮮やかな朱色になる

宝石のごときマユミの実

おもろい形のクサギの実

いつの間にやら実りの秋も、折り返し点をとうに過ぎ。
*1:川邊透、『新版昆虫体験図鑑1600』、全国農村出版協会、2021年、P166