ひさびさ、早朝さんぽ

気付いてみれば7月も今日で終わり。ここんとこ東東京大会・埼玉県大会で手一杯でそれどころじゃなかったけど、やっと一息つけたので、久々に近くの草地に早朝さんぽ。

 

一歩マンションの外に出ると、朝の空気が気持ちいい。今日も33℃を超える予報だけど、まだ25℃くらいのはず。「夏は、つとめて」だな!

 

と、思う人が多いのか、まだ5時なのに土手沿いの道は、結構な賑わい。写真から外すのに苦労する。

草刈りの後で、青臭い匂いがどこを歩いても漂ってくる。

 

草刈りの及ばない調節池は、勢いよく茂り過ぎてて水面が見えない…

ぶもーとかクケッ、みたいな声がして、ウシガエルやカイツブリはいそうなんだけど…スイレンもまだ閉じたまま。

ガマも自生してるんだ…! 

 

雨が全然降らないせいでか。左右の水路のうち、左側のが干上がってしまっていた。ここにいたイトトンボとか、どうしたかな…明日は雨が降るそうだけど…

 

降るのは蝉しぐれのみ。心なしか樹々もだいぶ疲れて見える。

 

なんか白っぽいふわふわしたものを振り回しているスズメさんがいた

気付かなかったけど、写真で見ると飛び散ってますね鱗粉が…

 

解体した

まあ、翅は要らないよね…

 

大人世代に混じって食事中の若ムクドリ。全体的にまだ淡い色

おっ、正面顔 ♪

 

こちらは親鳥に見守られつつ、集積所のゴミを漁っていたハシブトガラス

親譲りのぶっといクチバシ。なのにおでこの盛り上がりはまだ足りないのでアンバランスな感じがする。

 

 

帰り際、ふと道端に目を落とすと、オシロイバナが咲いていた。正露丸(糖衣なし)のような黒い実もぽっちり

子どもの頃はよく潰して遊んだな~~あ、あれ…??

 

ジョロウグモ!?いや…大きさは近いけど、なんか模様が違う。調べてみると、どうやらナガコガネグモというらしい。

黄色に黒の横縞が、ジョロウグモに比べてずっと細い。出現期は8~11月でジョロウグモの9~11月に比べて一足早い*1。あと、巣にも特徴があって、このでろでろっとした白いのは、「かくれ帯」。コガネグモ属など何種類かのクモは、直線状だったり渦巻き状だったり、形は種によって様々だが、こういう白帯を巣に張るのだという。

 

この「かくれ帯」っていうのは初めて見た気がする。目的は「隠れるため」と考えられてきたけれど、紫外線をよく反射することによって獲物をおびき寄せたるなど、他の役割もあるんですと*2。へぇぇー

 

 

最後は涼やかに、コサギさん

 

またね!

*1:新海栄一、『ネイチャーガイド 日本のクモ 増補改訂版』、文一総合出版、2017年 P283、P253

*2:

biome.co.jp

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