背ェ低っ!セイタカアワダチソウ…?

またまたやってきましたススキ野。

 

前回いなかったコガモさんがいないかな~と思って時間帯を変えてみたら…いた!

4羽のメスと1羽のオスというグループのようです。今年も来てくれてたんだ、よかった!

 

 

しかし今日はそれ以上に気になることがあった。

あちこちに拡がる黄色いパッチ。

 

これって…セイタカアワダチソウ…だよな?

しかし膝~腿ぐらいまでの高さしかない。50㎝からせいぜい70~80㎝くらいだろう。

 

それに、いくら晩秋まで続く花と言っても、12月も半ばを過ぎればもう終わり。あちこちの草地で見かける花穂は輝きを失い、灰茶色の綿毛になっている。

ここにもセイタカアワダチソウを残した一角があるけど、

このとおり、大人の背丈以上の草が、すっかり枯れている。

 

 

なのになんで、今まっ盛りになってるんですかね?

 

 

セイタカアワダチソウの成長速度は凄いもので、ロゼット状態で越冬した後、6月頃には1m、開花期には2~3mに達する(ただし種子からの成長は遅い)。*1

ということは、この花盛りの背低アワダチソウは、越冬後にロゼット状態から成長してきたものではないのだろう。種子からの成長スピードがどの程度かわからないが、種子から発芽したものだけでこんなにきっちりパッチ状の群生になるとも思えないから刈り残した地下茎から出て来たのだろう。年2回草刈りやっているという看板を見た気がするから、秋に草刈りをした後に伸びて来たものかもしれない。

だから、成長しきった株が花をつけていた晩秋にはまだ成長が追いつかず、ワンテンポ遅れて今になって咲いているのではないだろうか。

だけど、秋には魅惑の蜜あふれる黄色の房に群がりまくってた虫たちも、さすがにこの季節になるとほとんど姿を消している。ということは、虫媒花であるこの花たちは、殆ど実を結ばないのだ。けなげにもこんな冬場になって花を咲かせたのに、ちょっと可哀想な気もしてしまう。もちろん外来種を増やさないという意味では、その方がいいんだけど…

 

遅過ぎるこの花畑がどうなっていくのか、今後もちょっと気をつけて見ていきたい。

*1:小西真衣、「セイタカアワダチソウ」、草と緑 2 (0), 29-35, 2010、特定非営利活動法人 緑地雑草科学研究所 P31

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