青い実と白い花の季節

日差しは次第に強く、GWに突入すれば気分はもう初夏。早春の花は青い実に変わり、若葉の陰に白い花が顔を覗かせる季節。というわけで、

 

青梅

 

ほとんど花が落ちてしまって品種はわからないけど、これだけバンバン実がついてるということは、ソメイヨシノではないのだろう。

丸くなる前は、マッチ棒の先みたいな形してる

 

びわの実が!

冬~早春に花をつけるのだけど、白茶けて目立たない花だ。あれがこんなちゃんとした実になるとは、なんだか感慨深い。

冬場ずっとがんばってた旧い葉が黄変している。当たり前だけど常緑樹の葉もこうやって交代していくんだよな…お疲れさまでした。

 

ハクモクレン

この細長いのが実ってことらしい。成熟すれば形ももっと変わるんだろうけど…そういえばモクレン(紫色のシモクレン)やコブシもこんな感じなんだろうか?今度見に行かねば。

 

おお、これはもしかしてナツミカンの花

 

これはたぶんエノキの実

 

スイカズラ。今は白いけど次第に黄色に変化するそうで、それ故に金銀花という別名もあるんですと*1

 

エゴノキの蕾みたいだけど、この場所にエゴノキあったっけ…開花が楽しみ ♪

 

でっかい木に白い花

 

白藤…なわけないか。つる性じゃない立派な高木だもんな。調べてみると

ハリエンジュ(ニセアカシア)*2であった。トゲがあるそうで、「ハリ」エンジュの名もそこから来ているのだろうが、これだけ高いとちょっとわからないよなぁ…

 

ねぎ

 

 

明日から5月。青い実が少しずつ熟し、白い花がまた青い実を結んで、また次の季節の花が咲く。その移り変わりも気をつけて見ていきたいな。

 

*1:金田初代・金田洋一郎、『花・葉・実・樹皮でひける 樹木の事典600種』、西東社、2015年、P304

*2:菱山忠三郎、『身近な樹木』、主婦の友社、平成10年(1998年)、P123

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