今冬は、近場でオオハクチョウに会う機会が何度かありましたので、その記録です。
【11月下旬】
話には聞いていたけれど…本当にいた!
しかし、遠すぎる…もっと高倍率の双眼鏡が必要だ。
【12月某日】
少し近くから見られるスポットを発見。14倍の防振機能付き双眼鏡もレンタルして持って来た。おお、だいぶはっきり見えるぞ!
カメラはそのままなので画像は変わりませんが。
白の成鳥が2羽、灰色の若鳥が1羽の核家族であるらしい。
【12月某日】
①今日もいた、と思ったら成鳥の片方がすぐ叢の陰に移動してしまった。残った二羽は羽づくろいに余念なし
②逆光で見づらいけど、クチバシの先端の黒い部分に、黄色(若鳥のは白)部分が深く食い込んでいるのがわかる。コハクチョウはこの食い込みがないから、やはりオオハクチョウなのだろう*1。
④そういうふうに曲がるんだ、…ろくろっ…いや、バレリーナっぽいですね。
⑤帰り際、3羽連なって移動しているところを発見
推進力に差があるのだろうか?若鳥は少し遅れ気味
【1月某日】
新年。前のところにはいなくて、もうどこか行ってしまったのかしらとガッカリしたけど、場所を変えていた!
やはり、でかいな。ダイサギよりも更に大きく、ボリューム感もある。お尻の方の黒っぽいのはオオバンなんだけど、胴体だけで3倍くらいある。
白鳥の方も気にしていないようだし、オオバンの方もひるんではいないようだ。
入念に首で羽づくろい。
んんー
痒いところにクチバシがとどく、これは便利
とりあえずスッキリしたらしい
太ももは意外とがっしりしている。
しばらくの後、別のポイントで。揃って別のシマに移動
この配置と顔の向きが絶妙に家族的
ぐにぃーと首を伸ばして羽根づくろいしているとことかは正直、ろくろ首を思い出しちゃったりしましたが、こうやって泳いでる姿はやっぱり、優雅。
この後も何度か足を運んだのですが、1月上旬のこの日を最後に、姿を見ることはありませんでした。もっと見つかりにくいところに河岸を変えたのか、また別の水辺に移動してしまったのか。まあ家族3羽よりも大きな群れの中の方が安全な気もするしね。
もう故郷に帰り着いたかな?どうかお元気で。
*1:石田光史、『ぱっと見わけ観察を楽しむ野鳥図鑑』、ナツメ社、2015年、P34-35