えっ、どっち?メタセコイアとラクウショウ

こんな日にどこも行かないなんて勿体ない!というわけで、久々の別所沼。

キンクロハジロの群れももう渡ってきている。秋だな~としみじみする暇もないうちに、秋も後半戦なのか。

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メタセコイアも少しづつ色づき始め…

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んん?ええっ??

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そんな今更…ずーっとメタセコイアだと信じ込んでこのブログでもメタセコイアメタセコイア連呼してきたのに…なんで、今になって。

 

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…いやいやいや

 

気を取り直して説明カンバンを読んでみると、葉っぱの根元が一カ所で対になって生えているのがメタセコイア、互い違いになっているのがラクウショウなんですと。するってーと

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たぶんこれ ↑ がメタセコイア。そして、

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こっち ↑ がラクウショウなのだろう。たぶん。

写真 ↓ では石のように見える手前の根っこが説明カンバンにあった2つ目の特徴「気根」ということか。調べてみると、沼地に生えるので根っこが地中(たぶん水気が多いので水中みたいになってる)では十分に酸素が吸収できないため、地上に気根を出して呼吸しているのだそうだ。

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するとこの実もラクウショウの実。

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ラクウショウは漢字では「落羽松」。葉が一枚一枚落ちるのではなく、褐色に紅葉した枝ごと落ちるので鳥の羽が落ちているように見えるところから名付けられたそうで、なかなかに風情のあるネーミング。でも、松の一種ではなくスギ科なんですが(笑)

しかしこれで、以前から気になっていた、沼の周囲にぼこぼこ突き出てる根っこの正体がわかった(今まで首を捻りつつも深く追求してなかったのは反省)。ラクウショウの気根だったんですね。新宿御苑に行くと更なる奇観が見られるらしいです。

 

 

 

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