初めての出会い、ベニマシコ♀

冨士山はふわふわショールをまとい

 

風はなく、重ね着してコートを着てると暖かく感じるくらいだけど、朝晩の冷え込みで水面はところどころ凍結してキラキラしてる。

 

3週間ぶりに来てみると、この大池もだいぶ雰囲気が変わっていた。静かな水面にユリカモメの姿は見えず

 

たくさんいたカンムリカイツブリも、だいぶ減ったように見える。

時間が少し遅かったからなのか、それともここは旅の途中の通過点で、どこか違う水辺を目指していったのか。

 

すっかり美しくなられたミコアイサ♂さん

12月に見たときも確かに白黒ではあったんだけど、真冬が近づいた今はふわふわの白とくっきりした黒のコントラストが際立ってきて、なるほどこれが人気の所以なのだなと改めて思いました。

 

コガモの群れ。食事の時間は済んで、おやすみ中の模様。

これくらいの規模の群れがいくつも出来ているようだ。よく行く他の池沼や川では小グループでいるのしか見たことがない。滞在先はどういう基準で選ぶのだろう。危険回避やパートナー選び(選択肢の多さ)を考えれば大きな群れの方がよさそうな気がするけど、そうでもないのかな?ここをねぐらにしてあちこちに遠征したり、メンバーが入れ替わったりすることもあるのだろうか?

 

遊歩道の一角には、カメラマンの群れが。カメラが向いてる方を見ると

 

うおぉー可愛ええーこれは、もしかしてベニマシコ♀ですね!*1

色合いは地味ですが、表情が何ともいえず愛らしい。

 

せっかくなので正面顔も

 

 

ベニマシコはこれまで♂は何度かちらっと見かけたことあるけど、なかなかはっきりくっきり見たり写真撮ったりはできなくて ↓ 去年撮ったこれなんて、逆光で何の鳥かわからず、後で露出を最大にして、ようやくお腹の赤がわかってベニマシコ♂だったのか~って気づいたのだった。

次は夫婦揃ったところを見てみたい。

*1:同定には、石田光史、『ぱっと見わけ観察を楽しむ野鳥図鑑』、ナツメ社、2015年、P353を参考にさせていただきました。

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