快晴、強風。久しぶりに来た、某巨大調節池。
今日のねらいはパンダガモことミコアイサ♂(生殖羽)。茶色い頭のメスは何度か見たことがあるけど、巫女さんのような白装束に目元が黒というパンダ模様のオスにはまだ出会ったことがない。この冬の目標の一つです。
うぉっ、いきなり豆を撒いたような大きな群れ!さすがいつも行ってる沼や川とはスケールが違う。
キンクロハジロとホシハジロの混成群。お休み中
おお?
おおお
ユリカモメさん。大きな川があれば、かなり内陸にも遡上してくるようだ。
調節池からちょっと逸れたところに普通の池もあった。ここは初めて。
いた!ミコアイサ♀(&ホシハジロ♀)右側の全体的に灰茶色な2羽がホシハジロ、左側の頭が茶色で顔の下半分が白いのがミコアイサです。
てことはオスも近くにいるのでは?と期待して探しましたが
いないようです。
首を伸ばすと白い喉元がなんか色っぽくてステキ。地味な色合いが多いカモのメスたちの中にあって、かなり派手めです。オスのパンダぶりには負けるけど。
池を何周かしてみた感じでは、2羽連れで行動しているのが2~3組いるようなのですが、全員頭が茶色い…
そんなことってあるんかーい。でもここのホシハジロさんもオスはいないようだし、他のカモたちも同性グループで行動してるの割と見かけるもんな…でもこれで3~4回はミコアイサ見たことになるのに、未だにメスしか見ないってのも確率的にどうか??
1月ももう下旬。未だにエクリプス状態ってことも考えづらいしな…ただ、幼鳥とメスの区別もかなり難しそうなので*1、全部がメスというわけじゃないのかも。
しかしともかく今日のところはパンダはいないわけで、目標は先送りということに。近いうちにまた来てみよう。
もしやあれは、白装束のミコアイサが、水に潜る姿では…?と期待するがもちろん、強風に踊る白浪に過ぎないのだった。
その他今日出会ったのは
脚をふるふるさせて追い込み漁をするコサギさん
ガサガサ餌探しをするでもなく、落ち着かなげに周りを見回していたシメさん(私がいたのがわるかったのか?)
ここでは花じゃなく虫 メジロさん
ちっとはじっとしてくれよエナガさん
肉眼では見えなかったけどこんなポーズとってたらしい。
写真撮れなかったけど
シジュウカラ スズメ カワウ ハシボソガラス アオジ カルガモ カンムリカイツブリ ムクドリ ヒヨドリ
そして久々に
マウントフジ
*1:氏原巨雄・氏原道昭、『決定版日本のカモ識別図鑑』、誠文堂新光社、2018年V3.0、P273-274