9月になっても続く酷暑で外歩きする気になれず、野球観戦以外は美術館に映画に家で楽器鳴らしてみたり…というインドアな日々が続いていましたが、ここにきてようやく涼しくなってきたので、ぶらぶら散策を再開しました。
そこらじゅうをトンボが飛び交っていた。春から夏にかけて多かったシオカラトンボたちは少し目立たなくなっていて、ほとんどが赤や黄、茶色くらいの色合い。
これは鮮やかな赤。アキアカネのオス…だと思う(注)。
(注)トンボの同定は、『ネイチャーガイド 日本のトンボ』(2012年、文一総合出版)を参考にさせていただいています。以下本記事において同じ。
これはやや茶色がかってる。赤味が勝った背中、お腹はやや黄色っぽい褐色なのでアキアカネのメスかな。胸からすぐ下のお腹の副性器もないっぽいし。
これは赤味のない茶色。お尻の先っぽの形(オスは先端がゆがんだ半円みたいになって空隙があり、メスは先端がちょこっと飛び出してるだけ*1)を見るに、これもアキアカネのメスだと思うんだけど…色味は未成熟オスににているような*2。でもやっぱメスだよなあ…
彼岸花もそろそろ終わり。今年は盛りを全然見れなかったのがちと残念。
先日雨も降ったはずだけど、ずいぶん水が少なくなっていた高尾の池。こんなに水位が下がってるのは初めて見た気がする。
暑くてもやっぱり来ていたコガモさん。今年もよろしく!でも今夏みたいのが続いたらと思うと正直この先が心配だ…
換羽時期だからなのか飛来したばかりのアピール期間だからなのか、翼ばたばた池バシャバシャ、結構忙しない感じでした。
ふらふら森を歩いていると、ヤマガラさんがいた!自分で見つけたのは初めてかも。
※真ん中の木の真ん中辺です。
風が強く、ジョロウグモの巣には枯葉ばかりがかかっていた。そのうちの一つに熱心に取りついていたので、おいおい、それは獲物じゃありませんぜと思いながら見ていたのですが
あれこれ引っ張ったり糸切ったりして…
えいっ
掃除してたんですね。確かに、広いジョロウグモの巣とはいえ、一面に葉っぱがついてちゃ獲物が捕まってくれないもんね。
生きるためにも掃除は大切です。
気持ちのいい一日でした。これからはどんどん歩いて、夏の分取り戻すぞー。