心ざわめく秋

スッキリ晴れて素晴らしい天気。日差しは強いけど、木陰に入れば涼しさがある。こんな日に出かけないのはもったいない。とはいえ、まあ今月は何かと物入りでしたんで(My Time at Sandrockがうまく動かなくて、ゲーム用PCを買っちゃったし、後期からの学費とかもあったしさ)、低予算で行ける近場の沼をぶらついてきました。

 

ただようう甘い香りはキンモクセイ。緑道沿いに何本も植わっていて、何となくウキウキと「君の瞳は1万ボルト~♪」とか口ずさみたくなってくる。

 

これはハナノトラオ。大正時代あたりに入ってきた園芸種が野生化したものだそうです。これも沼地を囲む道沿いに咲いていた。

初めて見た気がするけど、形が面白く、色合いも可憐でなかなかイイ。

 

奥の方のコガモさん。今日は少なくとも、3羽以上はいるようだ。ってあれ?上から見ーてーるー。

ホシゴイさんの視線の方向は彼らではなく、水面下の獲物っぽいけど。

 

やはり大きさが全然ちがう。コガモ38㎝カルガモ61㎝って話ですから。

 

アングルのせいなんでしょうけど、これなんてカルガモ巨人です。

 

大きさ的には取るに足らないけど、新たなメンバーの出現に何かを感じたのか、あるいは春に向けてそろそろ恋の戦いが始まる季節だからなのか。カルガモさんたちの方が落ち着かなくて、ばしゃばしゃアピールしたり追っかけっこしたり、結構騒がしくやってました。

 

 

ギンヤンマのつがいが、スイレンの葉の上にもつれ合いながら着地。葉っぱの上じゃダメで、茎とかの中に産卵管を刺し込まないといけないので、メスは前向いたまま適切な場所を手探り、つーかふりふり尻さぐりしてる。

 

無事産卵開始した模様。

オスの腹部の明るい空色が特徴的。メスは腹部までは黄緑色、背中から尻尾にかけては茶色がかっている。普段はすごい勢いで飛び回ってるギンヤンマ。じっくり見られるのは交尾&産卵のときぐらいかも。こんな体勢でも、ヤンマってやっぱりカッコイイ。

 

そして今日はカワセミさんも登場。下嘴も黒なので、たぶんオスですね。

こっちに背中を向けると、ちょうどコバルトブルーの羽毛が縁取りのように輝く。

沼の左手から右手へ、水面すれすれをさーっと横断したりもしてたんですが、技術ないので静止画のみで。あの青い弾丸を撮れる人がうらやましい…

 

 

通りがかった学校では、ちょうど文化祭をやっているらしく、正門は綺麗に飾り付けされ、演奏やアナウンスが時折り聞こえてきた。全然縁もないし足を踏み入れたこともない学校だけど、なんか嬉しい。

 

秋は、これから。

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