巫女舞い降りしボート池、そして冬のカイツブリ

12月ももう半ばの月曜日。ちょっと寝坊気味だったのでチャリは断念して、久々の電車で大宮公園をぶらついてきました。

 

氷川参道のケヤキもすっかり葉を落とし、初冬の景色。

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公園に抜ける道すがら、氷川神社の境内の一角に、カラフルな袋がたくさん吊り下げてられている場所があった。確かここは絵馬の奉納場所だったはず。ということは…

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帰って調べてみるとやはり。カラフルな巾着の中身は折りたたんだ絵馬。個人情報保護対策ということだそうです。

<氷川神社のHP>

<大宮経済新聞の記事>

大宮・武蔵一宮氷川神社のカラフルな「ふくろ絵馬」 個人情報保護の観点から着想 - 大宮経済新聞 (keizai.biz)

 

絵馬に書かれた願いというのは前向きで明るい感じのものが多いので、見るの結構好きだったんだけど、開示のリスクとか、第三者に見られたくないとかいう気持ちもわかる。入れ物をカラフル巾着にしたのはナイスアイディア☆

 

公園との境にあるひょうたん池も

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園内も

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さびしく、美しく。

 

参道では晴れていたのに、ボート池に着く頃には、空はすっかり鈍色になっていた。

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和歌でも詠みそうなオナガガモ♀さん

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ちなみに♂さんだとこう。ちとハイカラ過ぎるのだ。

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キンクロハジロ♂4&オナガガモ♀2という謎のグループ。パートナー達はどこ行ったん?まあ、たまたまなのかもしれないけど。

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池の真ん中辺りに、覚えのない明るい茶色の頭と白い首が見えたのでズームしてみると

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やはり、お初にお目にかかる御方であった。

やたらめったら潜りまくるのでカイツブリの仲間かしらとも思ったけど、顔つきが柔らかい。帰ってから調べてみると、ミコアイサの♀(もしかするとエクリプス)だったようです。

 

www.birdfan.net

 

うーん名前は聞いたことあったけど、これがミコアイサか…

生殖羽のオスは巫女の衣装のような白基調の羽(と目の周りが真っ黒なのとで「パンダガモ」とも呼ばれる)。そして秋が去った頃に渡って来るから、巫女秋沙(神子秋沙)…カタカナで見ると変わった名前だなーと思うだけだったけど、由来を聞き、漢字で見ると、なんとも風情ある名前ではありませんか。

 

 

左側の後頭部がスッキリした子と、右側のボサっとしてる子

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もうひとかた!3羽いました。

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3羽全部がメスというのも確率低そうだし、うち2羽はずっと一緒に行動していたから、もしかするとオスのエクリプスも混じっているのかも…もしそうなら是非、巫女衣装版を見てみたい☆今の姿も十分可愛いですけどね。

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警戒心の強い鳥だそうだけど、ここに腰を落ち着けてくれるといいな。

 

話変わってこの日は、いまだかつてないほどカイツブリがあちこちで出没してました。区別がついた子だけでも、

 

①頭や背中の黒、横顔の赤茶色が目立つ。

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②黒味も赤味も薄い。

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➂二色ラインがあいまいで、口元の斑もない。顔つきも幼い。

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④⑤すっげーワルそうな二人連れ。「クククク…」とか笑うに違いない。色味は薄い。

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池を一巡りして戻って来ても、まだのんびり一緒にぷかぷかしてましたが。

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これまで①みたいなのが成鳥で、色の薄い子たちはまだ幼鳥だと思い込んでいたのですが、カイツブリにも夏羽冬羽の変化はあって、冬羽は赤茶みがなくなり、薄い茶色になるとのこと。とすると②④⑤あたりは冬羽の成鳥ということになるんでしょうか。➂はまだ若鳥だろうけど。未だに①が夏服なのも謎ですが、調べてみるとカイツブリの繁殖期は長く、秋冬に繁殖することもあるそうなので(私は初夏のしか見たことないけど)、「ご縁があればまだOK」ということなのかもしれません。

 

 

枯葉がちらほら降ってくる。

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指先がかじかむ、忘れかけてた感覚。次からは手袋も忘れずに。

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帰り道。鳥居の向こう、遠くの赤に惹かれて行ってみたら

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見事に。

 

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