雨が近そうなムシムシ天気ながら、強い風が心地よい、白幡沼。
岸辺は珍しく無人でしたが、水面はなかなか賑やかでした。
ちんまりと座り込むカイツブリのウリ坊。ウリ模様は残っているけど、身体はだいぶ大きくなったみたい。成鳥も含めて、水から上がってるところは初めて見た。
泳ぐ姿もサマになってる。クチバシのラインとか、かなり親鳥に似て来た。目付きの悪さはまだ全然で、あどけない感じですが。成鳥は虹彩が白に近い薄黄色で、その中に小さくぽつんと瞳が浮かんでいる。じろりと睨みつけられてる感じがしてかなりコワイのだ。
親鳥がすすーっと寄ってくる。
まだエサを貰ってるみたい。つきっきりではないけど、時折り近づいてフォローするという感じ。
確かに、潜水は親鳥と比べるとまだまだだから、エサ取りも下手なのだろう。親鳥は潜水時間も長いし水中での動きも自在で、一度もぐるとなかなか出て来ず、しかも予測のつかないあさっての方向に出て来るのですが、幼鳥は…
泳ぐのはまあ、いっちょまえ。
潜水も頑張ってはいるのですが
いかんせん遠くまでいけなくて、この草の周囲をぐるぐる潜っては出、潜っては出、してました。
これも段々自分一人でできるようになり、親鳥が構ってくれる頻度も減って、完全に独り立ちしていくのかな。それにしてもあのウリ模様が取れ、眼光鋭くなるのはいつ頃なんだろうか。近いうちにまた来てみたい。
若きバンちゃんの姿もあった。
翔びはしないけどばさばさ翼開いたり畳んだりしていた。乾かしてたんだろうか。
カイツブリもバンも体の大きさで言ったらもう成長とあまり変わらない感じだ。大きくなったな…このまま無事に大人になってくれ!
雨がパラついてきた。
奥の方で休憩していたカルガモ軍団が急に中央付近に出て来て忙しくし始めた
シンクロしまくり
なぜか雨がおさまると(たまたまかもしれんが)、ススーっと去っていった。その先は…
獲物を求めて水面を凝視中のコサギさん。
ん?
おい…
ドヤドヤ来た…
………
ありゃりゃと思って見ていたら、近くの茂みにいたもう一羽が
颯爽と飛び移ってきた
だからといって何が起こったわけでもないけど…
それもいい。