土曜日の朝。
カワウさんの群れが首だけ出して整列~
一斉に出勤していく
林を越え、思い思いの方向へ。昼間はここほど大きくはない池や川で、1羽とか2~3羽でののんびりしている姿をよく見かけるが、朝晩はこんな大集団生活なのだ。
もっとも、全員が出払ってしまうわけではなく、ずっと残っている者もたくさんいる。出ていくヤツと残るヤツはいつも決まってるんだろうか?それとも同じ個体でも気分によって出かけたり家でゴロゴロしてたりするんだろうか??
居残り組の2羽。
写真だとわかりにくいけど、手前の子は体色がグレーがかった若鳥のようだ。餌取りを教わっているのか、親が潜ってから、いつも一テンポ遅れて潜っていた。
あ~~まだご飯貰ってる…!
まだまだ親に頼る身分…と思いながら見てたら
突然
いきなり猛然とダッシュし始めて、慌てて親の方がおっかけて行った
見ていた限りでは追い立てられた感じではないんだけど、反抗期…?
以前来たときに比べて、ずいぶんユリカモメが増えた感じがする
浮き方はちょっとぎこちないけど
自由自在にカーブを描いて翔ぶ姿は解放感あってホント好き
カンムリカイツブリさん。こちらも前より増えたような気がする。
あまり岸辺近くまで来ない上に、カイツブリらしくしょっちゅう潜水するのでスマートな御姿を撮るのがなかなか難しい…
カモメやカンムリカイツブリが増えた分、ハシビロガモやマガモなどカモ類が目立たなくなったような気もする。何しろ広いので、奥の方に移動して見えなくなっただけなのかもしれないけど…
こちらは常連、鋭い眼光が愛らしいセグロセキレイさん
カワセミさん。下クチバシが黒いから♂なのでしょう。
上を向くと眉間のしわが目立たなくなり、穏やかな表情になる
水辺を一周する途中、タヌキを発見!(というのはウソで、近くで見ていた人があそこにタヌキいますよと教えてくれたのだ)
これほど全身バッチリ見えたのは初めて。正面顔は確かにタヌキなんだけど、横顔は意外と鼻づらが長い。シルエットだけ見るとイノシシっぽく見える。
イタチを一瞬じゃなくちゃんとガン見できたのもここだし、やっぱ他の公園や緑地とかとは段違いの大きさのおかげかな~
広さのおかげで水鳥が豆粒くらいにしか見えないのが難点ではあるが……ん?あの白豆は、もしや、とズームしてみると
うおおおミコアイサ♂!ようやく見れた
左側、茶色い頭の♀の方は、ここでも別の場所でも何度か見たことあったんだけど、なぜかいつも♀だけだったのよね…♀もカモ類にしては派手めな配色ですが。
11月最後の日は、いろんな出会いがあって嬉しい一日でした。どのみち技術が伴わないカメラはともかく、双眼鏡はもう少し遠くがよく見えるやつ、欲しいなあ…