【2025.1.7追記】2025さんぽ初め

新年の最初の日曜日、さんぽ初めはいつもの池から。

快晴ですが寒さは厳しく、水面は半分くらいうっすらと氷が張っている。ぶるぶるっ

そんななかでも

 

サザンカにメジロ

 

ビワの花にはアブ(たぶんホソヒラタアブだと思う(2025.1.7脚注を追記)*1

地味で目立たない花なのですが、さすがちゃんと寄ってくる。そうだよね…誰かが来てくれないと、実にならないもんね。

 

おおっ、久々にお姿拝見するゴイサギ様(白目剥いて寝てるようだが)

 

いつもはあまり見かけないカワウさん。ぱたぱたと翼乾かし中

 

泳ぎも潜水も得意なカワウさんだが

 

背中が見えてます。水深が浅すぎて潜水できないのだ

 

なんかGETしたぜ!のカワウさんと、距離をとるアオサギさん

 

濡れた葉っぱだった…

うーん…自在に潜れないこの池では、貴方の強みが活かしきれないんじゃないかなあ…

そういう意味では、同じ動物食でも身体が小さく潜って動くのに苦労しないカイツブリや、長い脚で浅い池のどこにでも立って水面から獲物を狙えるサギたちにとっては良い環境なんだろうな。

 

で、そのアオサギさん。今日は池の中の止まり木から周囲を眺め渡してることが多かった

 

それよりはるか高みの枝先から見下ろすチュウダイサギさん

 

やがて、ちょっかい出し合いながら更なる高みへ…

たまたまなのか、何かに警戒してなのか。もしかして、カワウが来てたことと何か関係あるのだろうか?

 

オオバン(手前の白い額の2羽)と、バン(奥の1羽)

名前の通りかなり大きさが違う(図鑑*2によれば、オオバンは全長39㎝、バンは32㎝)。バンはもともとこの池の住人ですが、オオバンの方は以前は見なかったけど、しばらく前から冬場にはこの池にやって来るようになりました。

並べてみると大きさと額やクチバシの色以外にも、目の色や体色、額板の形、顔つきなども結構違う。

あと、オオバンは結構な数の群れになってることも多いけど、バンは家族以外で群れているのを見たことがない。オオバンが大挙して押し寄せてきて、バンが圧迫されることがなければいいけど…まあそうなれば他の住人たちも黙っちゃいないはず…と思いたい。

 

ハシビロガモの(たぶん)カップル。♂の婚姻色もだいぶ鮮やかになってきて良いカンジ

 

こちらもカップルっぽい雰囲気を醸し出してるカルガモさんたち…なんだけど、明らかに色合いが違うぞ。カルガモの♂♀はとても判別が難しくて、体色にはこれほどの差はないはずなのに。

 

うーん手前の子の縁取りが曖昧だから、まだ若鳥だったりするのかな…(自信なし)

 

あっ、待って…

 

てな感じで夢中になってるうちに、だいぶ身体が冷えてしまったみたい。帰りに寄ったプールの水がやけに暖かく感じられたと思ったら、こむら返りの連続。早めに上がってお風呂に浸かったら治ったけど、無理・無茶は禁物ですね。

 

2025年も楽しくマイペースで、身近な自然を大事に見ていきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

 

*1:同定には、総合監修寺山守、『ポプラディア大図鑑 昆虫』、ポプラ社、2012年、P144を参考にさせていただきました。

*2:石田光史、『ぱっと見わけ観察を楽しむ野鳥図鑑』、ナツメ社、2015年、P116-117

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