10月だというのに真夏日か~とはいえ、久しぶりに朝からスッキリ晴れた散策日和。3週間ぶりに行きつけの沼をぶらついてきました。

沼のとなりの打ち捨てられたような草地にヒガンバナが少しだけ、しかし元気よく咲いていた

白いのも

一面に生えたキクイモが風にそよいでいた

可憐な花だがイモというだけあって地下茎は食べられるらしい。
今日のアオサギさんは

ガッツリ水につかってみたり、あちこち移動してみたり

ちょっと忙しない感じ
だいぶ増えて来たコガモさんたちに混じって、ハシビロガモさんの姿も。この秋初見でした。またにぎやかな季節がやってくる…

おっひさびさのホシゴイさん。よくわからないポーズ。どういうふうに翼曲げてるんだろうか。

スイレンの葉の上で「伏せ」のポーズのウシガエル

今年生まれた若い子なのだろう。まだ小さい。
かなり古びた感じのカイツブリの巣。3週間前来た時には抱卵中だったけど、今はカラ。となると…

ウリ坊いたー!

しかし卵は4~5個はあったはずなのに、ヒナはどうやらこの1羽だけ…残りは孵らなかったのか、生き延びることができなかったのか。きびしいなあ…生存率低いからこそ、年に何度も抱卵するのかもしれないけど。
もう親鳥の背に乗る時期は過ぎてしまったようだ。見ている限り、給餌する場面もなかった。

こちらはかなり成長した若鳥。

多少孵化時期に差があるとしても、3週間前は卵だった子がここまで大きくなるとは思えないので、今回孵化した子ではないはず。
親子の近くをウロウロ。しかし攻撃されることはないようです。

親鳥が巣から離れるとすぃーっと寄ってきて

どっこいしょ。ああ~実家はやっぱ落ち着くな~

ついてきたヒナも上がってくる。その脇を親鳥が平然と通り過ぎていく…

子育て親ポーズの若鳥に、ぴったりくっつくヒナ

巣を降りてもついて回る


ヒナの方は期待でいっぱい


若鳥の方はちょんと口移しみたいな仕草をすることはあったけど、本当に給餌している感じではなかった。
きょうだい鳥の子育て参加といえばバンが有名ですが、このカイツブリの若鳥には若バンさんたちのような本気は感じられず、気まぐれなママゴトのように見えました。若鳥にとっては自分が親鳥からやってもらったことの見様見真似を、なんとなくやってみたくなったって感じなのかな。ついて回っても餌をくれないのは死活問題なので、くれる人とくれない人の見極めは重要ですよね。初めてみる光景でしたが、微笑ましさももちろんあるけど不思議であいまいで、少し不安も感じる一幕でした。
きょうだいって難しい。