成長途上

6月も下旬に入り、成長著しいヒナたちがあちこちで見られる今日この頃。

 

頭のてっぺんはまだ赤剥けだけど、泳いだり潜ったりはもういっちょまえなカイツブリのヒナさん。単独行動中。

なんか捕まえた!

 

でもお父さんお母さんが呼び声あげて前を行くと

 

でっかいヤツを、今…

エビかな?

待って!待って!必死に追う。

早く

あれ…?ない…

うそうそ

何とか貰えた!


自分でも餌取りしてはいるけど、親がくれる餌とは歴然の差があって、まだまだ親の力が必要なのでしょう。でも給餌の様子を見てると、親が捕まえたそのまんまだと大きすぎるし力も強すぎるのか、ヒナに与える前に何度も水に叩きつけたりちぎったりしているみたいで、それが結構大変そうでした。

 

瓜坊ひなとも、赤茶の目立つ親鳥の夏羽とも違う。大人になりつつある若鳥。つぶらな黒い瞳から、黄色の中にぽつんと中黒が浮かぶ目に、柔そうなピンクのクチバシも色褪せて、鋭く。目の色の変わりようはホントに不思議。




先日、SiO799様のブログ記事で初めて知った(公財)日本野鳥の会の「野鳥観察・撮影のガイドライン」。

www.wbsj.org

だいたいはこれまでもあちこちで言われていて、自分でも守っている(つもりの)ものでしたが、

「Ⅱ.画像・映像・情報の公開について」の「③詳しい撮影地は公開しない」「④ 稀な渡り鳥等の画像や映像、情報は、鳥が撮影地からいなくなってから 」はあまり意識していませんでした。最初読んだときは、そこまで気を使わなくてはいけないのか?寒い時代になったものだ…と情けない気持ちになりましたが、まあやむを得ないのかな。

私自身に限って言えば、そんな凄い珍しい鳥を撮ってるわけじゃなく、どこにでもいる鳥たちのどこにでもある風景。でも考えてみれば、平凡でありふれた人間だからって、自分や他人の住所をネットに上げたりしないよな。そういう意味では、彼らの安全を守るためには黙っておくに越したことはないのかもしれない…と思い直しました。

 

というわけで今後は、こういう鳥いますと管理者自らPRしているような場所は別として、撮影場所は記載しないようにしたいと思います。

 

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