夏至過ぎて、白幡沼

一年で一番日が長いといっても梅雨時で雨ばかり…なはずだけどそうでもなく、雨が降ったかと思えば晴れ間が覗いたり、何とも肚を決めにくい空模様が続く今日この頃。

それでも来週はお天気も下り坂のようだし、行けるうちに行っておくか!というわけで白幡沼へ。

 

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ツバメたちの翼とさえずりが縦横無尽に空を切り、シオカラトンボたちが水面近くをあちこちスイスイ追いかけっこしている。楽しそうに見えるけど、シオカラトンボのオス同士だから縄張り争いかな…

 

ぱっと見、鳥影は見当たらない…ように見えましたが、んなこたあない。

 

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奥の木立の真ん中低めに、何やらぽつりと白っぽい影が。

 

アオサギさんでした。

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アオサギさんがこんなに小さく見えるなんて…木ってでっかいんだなあ…と今更ながら実感する。

 

池中央の上陸ポイントにカメがいる…と思ってズームしたらなんと!

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うぉおぅ…始めて見るバンHome!

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カイツブリのような浮巣ではなく、底がしっかりある上に枯草を積み重ねて作ってあるようだ。しかしこのお家は壁が高いので顔しか見えない…

 

しばらくすると、遊泳中だった別の一羽が、

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巣の方へ向かっていく。

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待ちかねたように巣の中から出て来て

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交代のようです。

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上陸して

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よいしょ

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お待たせ

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交代完了!

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カイツブリは知ってたけど、バンも雌雄交代で抱卵するんですね。

 

更にしばらくすると、外出中の一羽が

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何やら結構でっかい物を咥えてきた。白いのは魚の腹か?と一瞬思ったのですが

 

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受け渡しを見ると、どうやら枯葉のようです。出入りで崩れたりもするだろうし、完成したら終わりというわけではなく、常に補修は必要なのかもしれません。

それにしても、ご覧のとおりこの家は池の真ん中の方にあるので岸辺から枯草をひとつひとつ咥えて来るのは結構遠くて大変だよな…頭が下がります。

 

もっと手前の方の茂みには、カイツブリさんの巣もあった。

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こちらも卵生まれて抱卵が始まっているのですが

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まだ納得いかないのか、ペアの片割れが補強材をせっせと持ち込んでいるようだった。

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どちらも何時孵るのか、目が離せなくなりました。

 

急に頭上がぎゃーすかし始めた。オナガだ。声はわかるようになってはきたものの、いつも葉の茂った樹上にいるときしか見たことがなかったので全貌を見たことがなかったのですが…

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電線に止まってくれた!名前のとおり、尾が長いんだな~

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背景に個人宅が写り込んでしまったりピンボケ過ぎたりで載せられない写真もありますが、黒い瞳と黒い帽子、羽の淡いブルーも確認。スマートで綺麗な鳥です、声はアレだけど…また今度全身写真に挑戦したい。

 

【おまけ】

今日見たトンボたちのなかで唯一静止してくれた(ので写真撮れた)、シオカラトンボのメス。

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コフキゾウムシ。もうちょっと良く見ようと思って葉っぱをそっと引っ張ったら転げ落ちて見えなくなってしまった…死んだふりが得意だそうで、ごめんね。

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まだまだ知らないことすら知らないものたちが溢れてる、住宅街の小さな沼。

 

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