秋の往来

今日も素晴らしすぎる天気。半月前の新型コロナに続いて今日はインフルの予防接種。病院行くついでに近くの公園の池に寄ってみました。ここも暑い時期はあまり来れなかったので結構久しぶり。

 

日本庭園の池にカルガモさん

 

互いに首を伸ばしたり縮めたり、例の求愛ダンスっぽいのをやってたのですが、気分が乗らなかったのか、中途半端に終わってしまって交尾の体勢にはならず(今の時期はどっちにしても交尾の真似事なんでしょうが)。

それにしても、久しぶりに来てみると、どの池見てもカルガモいるなあ。もともとカルガモは、他のカモたちが来ないような小さい池や水路にまでいるものだけど、この庭園の池ではこれまであまり見かけなかったんだけどな…

 

一番大きいメインの池でも、幾つかのグループに分かれてたむろしていた。うーんやっぱいつもより多い感じする。

この池は昨秋から今春にかけてかいぼりが行われただけでなく、人工の浮島を作るなど、さらに手が加えられている。その影響もあるんだろうか?なんにせよ、カルガモ軍団ばかり増えちゃって、渡ってくる冬鳥たちが来づらくなったりしなければいいんだけど…

あ!

 

キンクロハジロさんキテタ!!まだ2羽だけっぽい。

まだ来たばかりで雌雄の区別もつきにくいくすんだ色だし、トレードマークのパンク冠羽もまだチョロチョロですが……相変わらず、いい瞳をしている。

 

 

浮島の縁で餌取り中のシラサギ。ここんとこシラサギ鑑別師としてちょっと自信をつけつつある私が見ますに、これはチュウダイサギですねたぶん(脚が黒く、クチバシが長い)。

 

うむ。口角の切れ目が目の奥まで来てるのでチュウサギではない。脚は黒かったし、やはりチュウダイサギさんで間違いなさそう。

 

えいっ

チュウダイサギは冬には大陸に去ってしまう夏鳥だけど、なかには日本で越冬するものもいる。この子はどうするのだろうか。

もし行ってしまうのだとすると、キンクロさんたちとはほんの一時だけのすれ違いってことになるんだな。

次々と冬の鳥たちが姿を見せて嬉しい反面、そんなことも気になる秋本番。

 

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