今年もあと2週間。病院やら美容院やら美術館やら、年内に行こうと思ってたとこは全部行った、新しい電子レンジも5日遅れでようやっと届いた(Amazonで買ってヤマトの配達だったのだけど、繁忙期というのもあってかなり流れが悪かったようだ)、年賀状も買ってきた。
これからの外出は、日々の買い物と健康維持のための散歩&ポタリングに絞り(自転車も久しぶりに空気入れて油さしてもらったしね!)、腰を据えて大掃除や年越し・帰省の準備を…
というわけで、まずは白幡沼へポタリング。
冬の青空。暖かな日差しを吹き払い、突き刺さってくる風が痛い。
見渡すと、まず沼の奥にシラサギさん。
いつも区別に迷うのだけど、クチバシが黄色で長く、口角の切れ込みも目より奥まで入っているので、たぶんダイサギ。チュウサギもよく似ているけどクチバシは短め、口角の切れ込みは目のところまでだし、本州では基本的に夏鳥だそうなので。
今日はそんなに熱心に漁をしている感じでもなかったけど、ときどきゆったりと飛び立って場所替えしていた。クチバシからつま先まで一直線にして飛んでるのね…
背景に映り込んでいるのは、平たいクチバシのハシビロガモさんズと、白い額&クチバシのオオバンさん。この沼では、ハシビロガモは冬の一大勢力だけど、オオバンは初めて見るような気がする。
潜って引っこ抜いたらしく、水草をクチバシに咥えているのをときどき見かける。カモのクチバシよりはそういうの得意そう。潜りも上手いし。
見る限り5~6羽だけだったけど、新規開拓というところでしょうか。このまま定着するのか、また別の池に流れていくのか。
先住者たち。
一時は20羽以上いたこともあるカルガモさんたちだけど、だいぶ影が薄くなった。
2羽ずつ、ペアっぽく行動してるのが3組。つがいなのだろうか。
シンクロ率も高いようだ。
先住者たちその②
右からハシビロガモ♂さん、後姿はバンさん(オオバンの近縁種)、手前はカイツブリさん……とそのぼわぼわした灰色に白っぽい瓜模様の名残は…お子さん!?12月まで繁殖するとは聞いていたけど、大丈夫なのか?とにかく、無事な成長をお祈りします。
左側のヨシ原近くでは、コガモさんたちが動き出した。
前に来たときはまだエクリプス状態で雌雄の区別がつきにくかったけど、すっかり♂らしくなっている。
♀にもあるけどこのメタリックグリーン、好きだな~
光の加減で
こんなに移り変わる色
手がかじかんできたしもう帰るか~と思って顔をあげたら、もうひとつメタリックが!
うぉー久々のカワセミさん。下クチバシが黒なので、オスですね。
何しろ風が強いので髪が…
というか全身ぶわぶわに…
止まってる姿も可愛いし綺麗なんだけど、飛んでるときの鮮やかなブルーはなんであんなに目を惹くんだろう…とカメラに収めようとするも、
これは…裏側です。
やっぱ楽しいな。白幡沼は。
秋の後姿も遠ざかり、
春への長い道をゆっくりと。