ダイサギかチュウダイサギか、それが大問題だ

先日から注目しているダイサギグループ。最初に見つけてからもう半月以上経つから、ひとまずここに落ち着いたと見てよさそう…となると、今度は彼らの行く末が気になり始めました。

姿かたちや大きさからして冬鳥ダイサギか夏鳥チュウダイサギであることは間違いなさそうですが、じゃあ今は冬だから冬鳥のダイサギ!かというとそうとも言い切れない。夏鳥のチュウダイサギの中にも本州以南で越冬する個体もあるそうで、ネットのブログなどを回っていると冬場のチュウダイサギの写真も見かけます。

 

識別ポイントは2つ。

①チュウダイサギの方が少し小さい

わずかの差で チュウダイサギ<アオサギ<ダイサギ という順番だそうなのですが、至近距離で並んで立ってもらわないかぎり、多少の体格差なんてわからんもんな…個体差だってあるだろうし。

②ダイサギは脚が白色っぽく、チュウダイサギは黒

 

これも水の中に立ってたり、泥で汚れてたりするとわかりにくい

 

黒く見えるな

これなんかも全体的に黒っぽく見える

 

でもこれなんかは上半分は白っぽく見えるんだよな…

 

というわけで、特定には至らず…。

もし黒だとするとチュウダイサギの越冬グループということになりますから、うまくすると春には 求愛→営巣→卵→子育て が見られるかも!?サギ類のはまだ見たことないので期待してしまう ♪ もっとも、繁殖期にはもっと大規模なコロニーに加わるために、また転居してしまうのかもしれませんが。

白っぽい色だとするとダイサギということになり、春にはいったんお別れということになります。旅立ちのときにちょうど居合わせるというのはおそらく無理なので、ある日夕方行ってみたら、誰もかえって来なかった…みたいな寂しい終わりになってしまうのかな。

 

次行くときは、おみ脚に注目して観察しようと思います。

 

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