久々に、夏の日本海。
この日は夕暮れが美しかった。ん…?
消波ブロックの上になんかいるぞ。黒っぽいけど、カラスはこの時間にあそこにはいかないよな…もしかして…
やっぱり、ウミネコさん!
以前は浜辺で押し合いへし合いするぐらい沢山いたのが、最近はあまり見ないな~と心配していたのですが、ここにはかなりいるようだ。
水平線の少し上にかかる雲に、夕陽がいったん隠れる。
薄桃色の版画のようないっとき。
再び夕陽が顔を出すと、すぐにまた逆光に沈む。
この時間帯に狙える獲物がいるのだろうか。2羽、3羽と、急に消波ブロックから飛び立って波の上を飛び交い始めるものたちがいた。
水平線に雲がかからない、完璧な日の入り。
今日はおしまい。
逆光にならない時間帯を狙って、リベンジの朝。今日が滞在最終日なのだ。
うむむ茶色っぽいのがかなり混じっている。ねぐらでこんなに入り混じってるということは、茶色のは若鳥なんだろうか?遠すぎて顔まではよくわからない。やはり望遠がもっと良いカメラを持ってくるべきだったか…重いし今回は自然探訪はやらないから…と思ってハンディなのしか持ってこなかったのだ。
などと後悔しているところへ、浜辺まで寄ってきて来てくれた!
ああこの顔だち、クチバシの先端の黒、やはりウミネコの若鳥に違いない ♪♪
大人たちの目力やクチバシの先端の曲がり具合に比べると、まだまだ子どもっぽい顔だちですけど。
あれれ、こっちの子たちは…一見大人のいでたちですが、よくよく見ると、奥の子たちは頭が灰茶色、手前の子も微妙に灰茶が残ってるっぽい。
三歳で成長になるとのことなので*1、去年一昨年に生まれた子たちかもしれない。
これはわかりやすい若鳥たち。
うろこ模様の茶色い羽根、クチバシと脚は淡いピンク色なんですね。
久々に入ってみた海は、味も匂いも、押し流す力も引っ張る力も、変わらなかった。私が忘れて、怖がりになっていただけだ。
この次は、もっと。双眼鏡とデジカメも完備してくるぞ~
*1:参考サイト:サントリーの愛鳥活動 日本の鳥百科 ウミネコ