11月14日は埼玉県民の日。東武鉄道の限定フリー切符で渡良瀬遊水地に行ってきました。
東武日光線柳生駅。ここまでが埼玉県で、次の「板倉東洋大前」はもう群馬県。と思ったらその次の「藤岡」は栃木県なのである。そう、この辺りは、
3つの県が出会う土地。
柳生駅から渡良瀬遊水地に向かう途中に、埼玉・群馬・栃木の三県境がある。
三県境自体は他にも少なくないが、大抵は山の中。こんなスッキリとだだっ広い平地の真ん中にあるのは珍しいそうだ。
ちなみに、この三分割線の延長がそのまま各県というわけでもなく、県境の線は入り組んだ形になっている。「鶴舞う形の群馬県」のクチバシ、細長い南東端の部分が食い込んでいるためらしい。
三県境からしばらく歩くと、遊水地のゲートに到着。
これは柳生駅にあった案内板だけど、今は南側のゲートまで来ている。こうして見ると、遊水地はちょっと歪んだハート形をしてるのね。
水面には、まき散らしたようなカモさんたちの姿。
遠すぎて見辛かったけど、どうやら彼らの大半はマガモのようだった。奥のクチバシの黒い子たちはコガモ♀さんだろうか?
突然飛び立つ。たくさんいるので私のような反応遅い人間でも何とかカメラが間に合う。思いっきりボケてますけど。
ぽつんとヒドリガモ♂さん。ヒドリガモを見かけるときは、たいてい大勢で群れて賑やかなので珍しい感じがする。仲間とはぐれたのでなければいいけど。
地元ではなかなか見かけないカンムリカイツブリも結構いた。本州北部などで繁殖するものもいるそうだが、ここには冬鳥として飛来する。
首が長く、スラっとしたシルエットですが……ごめん。冠というよりヅラっぽく見えてしまうのは否めない。夏羽の写真を見ると、頭の飾り羽が伸びて冠っぽくカッコ良くなってるんですが。
クチバシはピンク色。
広い池沼には必ずいるカワウさんたち。何かみんな同じ方向向いてる…?
カルガモさんたちも発見!ちゃんといたのね。これも遠くて豆粒になってますが…これほど大きい池だと、他の群れと混じり合わなくてもやっていけそうだよな。
ウィンドサーフィンやカヌーがのんびりと行き交う。こういうの見てると、ウォータースポーツもいいな~という気になってくる。
しかし広い…広すぎる…!レンタサイクルした方がよかったかも…と思ったときには疲れ切って時すでに遅し。
次は歴史ゾーンも回りたい。