緊急事態宣言(2回目)

自然に治るだろう、自然に治るかも…と現実から目を背けて、ちゃんとした治療もせず放置すれば悪化して、かえって長引いたり後遺症が残ったりする。今は他にやることがある、まだその時期じゃないと、あれこれ理屈をこねて必要な勉強に手をつけなければ赤点取って追試や補習を受けねばならなくなり、解放される時期は遅くなる。

 

 

とにかく対策(と言っても当面ほぼ自粛要請だけだけど)が奏功してくれることを祈り、協力するのみですが、うーんこれで果たして……

1か月後に効果が出なかったときどうするか、ってことを今のうちにはっきりさせておくべきだと思うけどな。解除したらGoTo再開だとかぶち上げるのもいいですけど、不味い展開になったときにどうするかの方が重要なわけで。複数シナリオを想定して、この場合はこう、この場合はこう、って提示するのは仕事の基本だし、霞が関の官僚がやってないはずはない……のに。

国会は18日からだし、次は罰則付きの私権制限ですよ、って流れになるのかな。個人的には私権制限もある程度やむを得ないと思ってるけど、こんなギリギリの土壇場になって更なる蔓延か私権制限かの二択を突き付けるんじゃなく、半年もあったんだから議論しとけよ~(「余計な」議論なしでやれるタイミングを計って土壇場で出してきたのかもしれないが)

 

 

それはそれとして、地元埼玉の対応を確認してみると、

www.pref.saitama.lg.jp

 

「不要不急の外出、県境をまたぐ移動の自粛。特に、午後8時以降の不要不急の夜間外出自粛
(医療機関への通院、食料、医療品、生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、通学、屋外での運動や散歩など生活や健康の維持のために必要な場合を除く)」

 

という外出自粛要請と、それと表裏をなす飲食店の午後8時以降の営業自粛要請、イベントの人数制限、テレワークの徹底等の要請、県有施設の休館等というところでしょうか。

もともと当分県外に行くつもりはないし、夜出かけることもないので今回の要請によって自分の生活が直接制約を受けることはほとんどない。ただ、県保有施設が博物館美術館図書館まで軒並み休館になっていたので、さいたま市立図書館がどうなるのかだけは気になってさっきHPを見てみたら、午後9時とか9時半だった中央図書館と大宮図書館の閉館時間が8時に前倒しになっていただけだったのでホッとした~(他の図書館はもともとの閉館時間が8時あるいはもっと早いので変更なし)。学校や飲食店以外の店がこれまでどおりの時間でやることを考えると、横並びとしてはこれくらいが妥当な線じゃないかと思う。

 

 

しかし今回、飲食店の時短にターゲットを絞ったような形になってるけど、ここ1~2か月くらいの増加ぶりへの寄与度、どのくらいが飲食店由来で、どのくらいがそれ以外の要因(低温や乾燥、ウイルスの変異、感染者が増えたことによる曝露機会の増大など)によるものかはいろいろ記事とか公的機関の情報提供とか見てもよくわからないんですよね…もう少し整理された情報が欲しい。まあ分析が追いついてないのかもしれないので、今後に期待しつつ、注意して生活していくしかないよなあ。

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