緊急事態宣言解除後、大宮公園

4月8日からの緊急事態宣言も昨日5月25日に全面解除。法律に基づかない「要請」としても、埼玉県民の外出自粛要請は解除されました。つまり、不要不急の外出をしていいのですよ!(県内では)

というわけで、久しぶりに大宮公園に行ってきました。確か、第二公園の梅まつりよりも前、2月20日頃に来て以来だから、3カ月ぶりくらい。

 

前見たときは裸だった枝も、こんなに力強く、こんもりと立派に。

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電車も道路も、割と空いている感じでしたが、普通の道路や駅構内はこんなに幅広くないので、常にソーシャルディスタンスを保ち続けるのは難しい。まあ基本みんな無言なので、そこまで神経質になる必要はないのかもしれないけど。

 

公園内は拍子抜けするほど空いていた。別所沼の方がよほど混んでいるように思える(全体面積が違うので比較はできないが)。まあ平日だし、花もないし。

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もともと運動広場はないし、大型遊具や動物園などの施設は閉鎖しているし…手前の小さい1人乗りのヤツは乗ってもいいらしい。一人二人でゆったりと散策する人が多いかな。第二公園や第三公園は大きな広場があるのでまた違うのですが。

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実は紅葉以上に好きだったりする、モミジの新緑。

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 ご覧のとおり曇り空で湿度は高めですが、暑すぎず寒すぎず、散歩には丁度いい感じ。

ボート池。冬鳥たちはとうに帰り、夏場によく見かけるカルガモやバンたちも、今は留守のようだ…と思ったのですが。

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レジ袋かと思った白をズームしてみたら、キンクロさんじゃありませんか…まだいたのって、さすがに心配になる。仲間もいないみたいだし、渡らないのか…?

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岸辺の遊歩道。なんじゃこりゃ(笑)

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去年カイツブリの巣があった場所に行ってみたけど今年は何もなく、でもクキケケケケ…という物悲しいさえずりは変わらず聞こえるし、どこかにはあるはず…と思ってぐるり一回りしてみると、

いた!あった!小さなヨシの茂みの陰。茂みの先はすぐ岸辺なんだけど、そこからでは茂みが邪魔で、見渡せるのは少し離れたこの位置だけ。

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まだ巣作り中の模様。

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これはまた青々としたものを…どこから引っこ抜いてきたのか。

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それにしても、無造作にかき集めてるように見えますが、最終的には水の中に浮かんで親鳥1羽と卵の重さに耐えてバラバラにならない物が出来上がるわけで、どういう作りになってるんだろう。

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新居完成&無事産卵をお祈りします。ウリ坊たちがたのしみだー

 

ここもボート池のほとり、熱心にむしってる。

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なんかカワイイ正面顔。

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桑の実かな?桑の実といえば、真っ先に思い出すのは『美味しんぼ』で海原雄山先生が何だかの料理の隠し味を「桑の実だ!」と看破した回。

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埼玉県高校野球の聖地、県営大宮公園球場。

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5月20日の高野連理事会の決定により、夏の選手権大会は地方大会を含めてすべて中止となりましたが、ほとんどの都道府県高野連は独自の大会の開催を検討しているます(同時に中止決定となった軟式や、既に高体連が中止を決定済みのインターハイも、それぞれ代替大会の実施を模索する動きがある)。埼玉県高野連も中止決定後すぐに、代替大会を検討すると発表しています。

感染リスクをなくそうとすれば、何もやらないという以外の選択肢はない。しかし学校や塾が始まり、映画館や運動施設なども再開され、更にはイベント自粛も段階的に緩和し、旅行行けだの飲食店行こうだのという話も出て来た中で(当然それらのも大なり小なりリスクはあるし、必ずしもすべてが「要・急」というものでもない)、学生・生徒の部活動や行事だけ厳しく規制するというのもバランスを失したことだと思う。ただ、考えられる対策をとって臨み、それでも結果として不幸な事態が発生したとき、当事者たち、そして社会も、責任追及を合理的な範囲に留めるべく、自制できるのか(身も蓋もない言い方をすれば、仕方ないのだと割り切れるか)。ここ3カ月いろいろ出て来た極端な言辞や行動を思うと不安はある。そもそもそいう割切りで本当によいのか?という気持ちもある。それでも…

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「夏」はあって欲しいと、私は思う。

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