小さな沼の隣に広がるヨシ原。誰か鳥さんでもいないかな、と軽い気持ちで覗いみたら、枯れ草の藪の根元に薄茶色のぼろ毛布の塊みたいなものが見えた。
猫かな?でも、それにしちゃ大きいし、なんつーか、猫らしからぬもっさり感。
隠れて顔が見辛いんだけど、これは…もしかして…
やっぱり猫じゃない!むしろ犬的な顔だけど、犬とも違うし、脚も短そう。
つまりこれはタヌキ…?アライグマ…?ハクビシン…?何しろ野生の現物を見たことがないので自信がない。タヌキじゃないかと思うけど…
シャッターを切っても逃げる様子はなく、向き合うことしばし。しかし「もうちょっと顔をよく見たいな~」とちょっと動くと、向こうも藪の奥にもぞもぞと入って行ってしまった。
いやーまさかこんなに何度も来てるところで見知らぬ哺乳類に会うとは…
で、あれは誰だったのか?ということですが、
こちらの(株)文一総合出版様*1のサイト「BuNa」の記事を参考にさせていただくと、
ハクビシンは黒い顔の真ん中にくっきり白い線が目立つし、
アライグマは逆に顔の真ん中に黒いライン。トレードマークの尻尾のシマシマも見えないし。
アナグマは鼻先が長めで顔が違う。
ということで、やはりタヌキだったのだと思います。
うぉぉぉ初タヌキ!!たぶん…
イタチは1,2度チラ見したことあったけど、タヌキは足跡しか拝んだことがなかった(それも自然観察公園の指導員の方に教えてもらって)ので感激 ♪
そんなに広々とした場所じゃないけど食べ物はそれなりにありそうだし、人間も踏み込んで行きにくいところだし(柵があっては入れないようになってる)、少数ならやっていけるのかな?私もあまり邪魔しないようにします…