久しぶりの北本自然観察公園。春まだ浅い3月1日と言いながら、なんだか4月のような陽気です。
おっと。
イノシシが出るという話はこれまで聞いたことがなかったような気がする。こんなウリ坊なら、見てみたい気もするけど…
まとまった雨があまりないせいか、湿地の底が見えてしまっているところに、くっきりと何かの足跡が。小さいのでイノシシではないとは思いますが…タヌキかなあ…ちょっとわからない。次回もっとよく観察してみよう。
一番のお目当てはこれ。ニホンアカガエルの卵塊です。あちこちにあるある(水中のもこもこした固まりが卵塊です)。しかし、じーっと目を凝らしてみると…
うおぉ、孵ってる…!!
孵ったばかりなのでほぼ静止しているけど、時たまひらり、ひらりと尾っぽが動いたりする。
別の湿地で見つけたこちらは胚がぽちっとあるだけで、まだまだ…なのかな。ゼリー部分の透明感が何とも言えず魅惑的。透明なので中心部は胚が重なって黒々として見える。
崩れた卵塊の残骸っぽいのもあちこちに。何かに捕食された後とかなんだろうか…もう孵れないのかな。
木道の脇の藪でがさごそしてるのを覗いてみたら、シメの隈取り顔があらわれた。地味な色合いだけど、綺麗な羽色。
ブルーグレーぽく見える尾羽などもなかなかに。
すぐ隣にアオジさんも。
桜堤の土手の方まで行ってみると、満開の梅の下で菜の花も咲き始めていた。
春の香り、春の匂い。
トントントンツクみたいな音に、頭上を振り仰いでみると、
コゲラのドラミングだった。しかし…虫をほじり出すにはあまりにデカい。てことは…
白木も香しいマイホームになる予定…らしい。
まだまだ作業は続く。頑張るなあ…ホント、お疲れ様です。
晴れた日は、やっぱり外がいいな!という早春の一日でした。