花粉飛び交うとはいえ、外出日和が増えてきたので、あっちこっちで春探しの日々。
調節地の湿地も、枯色に薄い緑が戻り始めた。
ほとんどの木々はまだだけど、いち早く芽吹いて新しい春を迎えているものもある。
そしてすかさず
むしゃむしゃ
ベニマシコのメス…かな?オス(写真撮れず)と一緒だったし。初めて見たけど、オスはすごい色してますね。
ヒヨドリさんが若芽に来るのもよく見かける。
ホオジロさん
餌探しに余念ないアオジさんたち。砂利道にもぴょこぴょこ緑が顔を出してる。
この日は、茎が全然伸びてなくて地面にへばりついてるタンポポの花をよく見かけた。萼の下に手を入れても本当に茎がない。
まだ春浅いので、花茎(葉をつけず、花だけつける茎)が伸びる前に花だけ咲いたということなのだろうか?
ところ(日にちも)変わって北本自然観察公園。
冬場は学習センターの建物は設備工事で閉館、園内も整備中のところが多かったけど、今月1日からセンターは開館している。園内も工事が終わって歩きやすくなってるところが多かった。
ここには普通のタンポポだけでなく、花びらの白いシロバナタンポポもいる。
まだぽつぽつだけど、菜の花が咲き始めると、いよいよ本格的な春が近づいてるなと感じる。
いったいどこに隠れていたんだと思うくらい大勢のメダカさんたち。ぬるんだ浅瀬のあちこちで、スルッスルッと半透明の身体と黒い影がひらめかせていた。
枝ぶりは大きく、花は白く小さい、里山の梅
見事な枝から目をおろすと、地面や浅瀬にも、小さく丸い花びらがたくさん散り敷いていた。
黒の中に青い筋のようなものが、目の前をひらりとよぎる。見覚えのない色合いに、慌てて追いかけると…
タテハチョウの仲間だと思うんだけど…これではわからん。
お、ちょっと開いてくれた!
ルリタテハです。初めて見た。羽ばたきに合わせてちらちらとのぞく青が美しい。
最初、えらいボロボロだな越冬したせいかしらと思いましたが、図鑑で調べてみると翅の上の方が直角に破いたみたいになっているとことか、翅先がひどく破れたようになってるのは元々のようです。枯葉に擬態するから、ボロボロに見える方が好都合かも。
橋のすぐ近くでダイサギが漁をしていた。そうそう、ダイサギとチュウダイサギの区別をつけるため、脚に注目して見るんだったっけ。
これだけ近いとはっきりわかる。
膝下まで黄色っぽいのでダイサギ(オオダイサギ)で間違いなさそう(よく似た亜種のチュウダイサギは脚が黒い)。こんなにしっかり黄色いんだな。
ちっこいけどなんかGETした!
冬場の湿地でよく見かけるセグロセキレイさんは今日も元気!
シャッタースピードが足りなくて幽霊みたくなっちゃったゴメンね
こちらもなんかGET!
ヒヨドリさんの降下
開いた!
もう帰るか…と出入口に向かったところ、あまり見かけないキセキレイさんがいた。ラッキー ♪
だけど、この日いちばんのお目当てだったニホンアカガエルの卵塊は見つからなかった。センターで見た情報によると、いくつも産まれてるはずなのに、眼力が足りなかったんだろうか?くそー近いうちに再チャレンジに行くぞ~