「外出強化月間」の一環として、今日は「市民の森・見沼グリーンセンターにある「さいたま市りすの家」(入場無料)に行ってきました。前にも一度来たことあるんだけど、その時は冬眠中でほとんど出て来てなかったんですよね…でも今ならまだ間に合う!(ちょうどTwitterで宣伝してたし)
左手奥の建物を通って右側の放し飼いゾーンに入っていきます。
ご覧のとおり、防護ネットでキッチリ遮断されていて、地上や上空からの侵入や逃亡を防いでいる。
そして出入口も、来園者が出入りする隙に乗じて脱出しようとする輩を阻止するため、風除室みたいに二重扉になっている。ちなみに入場前には係の方が注意事項を逐一説明してくれます(飲食禁止、餌やり&お触り禁止、踏まないで!など)。
園内は通路の両側の植栽の間に丸太や切った枝等が転がっていたり、餌場や水場が配置されていて、その中を200匹近いシマリスたちが自由に動き回っている。
人里近くの自然を模した環境になっているようです。
そして、こういう立札が至る所にある。入場前にも注意されたけど、間違いなくこの家における最重要事項。
確かに…人間が目の前にいても急に飛び出して来ますからね。
シマリス(尻尾除く)15㎝、人間1.5mとすると、だいたい人間対15m級巨人(エレンとか)くらいの比率か……とにかく事故ったら命にかかわる大惨事になるので、くれぐれも気をつけねば。
で、どこどこ?リスはどこ??とキョロキョロ。
一瞬誰もいないように見えますが、ガサガサ音がする。
やがて目が慣れてくると、目移りするほどあっちゃこっちゃにいるのがわかるようになります。
いやとにかく、
可愛すぎ♡
尻尾は身体が隠れるほどふさふさなイメージをもっていましたが、シマリスの場合はそこまで太くはないみたい。
長さは身体と同じくらいありそうですが。
尻尾はバランスをとるのに使うらしく、木の上を伝ったりするときはこれをピンと立てることもあってそれもカワイイのですが、動きが早すぎて写真は撮れず…
どんぐり抱えてる子がいた
ペキペキと綺麗に皮を剥いていく
瞬く間に中身だけに…器用さにビックリ。大事そうに抱える前脚の指も繊細で爪も鋭い。見えづらいけど前脚は4本指、後脚は5本指です。
園内の解説コーナーによると、今は冬眠に備えて巣穴を整えたり食べ物を備蓄したりのラストスパート期間らしい。もう間もなく、10月中旬くらいから冬眠に入るのだそうだ。体温は3~5℃に落ち、呼吸回数も減って、春まで冬眠するのだけれど、週一くらいで目覚めて巣穴の中で備蓄食料を食べたり排泄したりするんですと。てことはそのたびに体温や呼吸数もある程度高めるわけで、器用だな~
そういう季節だからなのかどうなのか、あちこち穴掘りしている子が多かった。
何かの種子か根っこか、掘ってて見つけたものをむしゃむしゃ
最終的にはこんなお家になるはずだから…
これは掘ってみただけなのか?
去年作った巣穴を再利用することもあるそうなので、元の家とかを探してるのだろうか?それともやはり試し堀り?
とにかく安らかな冬を、そして無事春を迎えられることを祈ります。来週はアップダウンしながら気温も下がっていくようですし、いよいよ本格的な秋。