時間がたてばまた感じ方がかわるかもしれないけど、とにかく今回の同期2人の登場&退場は、「ためにする」感が強すぎた。
彼らがこの4年間、どういう風に生き、考えてきたのかがすっ飛ばされているので、アルミンやコニーを苦しめ、ライナーたちと同じ景色を見せるために物語に引っ張り出されてきた感が否めない。言いたいことはわかる、わかるよ(のつもりだ)、でも…
訓練兵時代に違う所属だったヒッチが、決して多くのページを割かれているわけではないにもかかわらず、
アニへの興味と反撥→(アニ失踪)→王政編で真実を知り、マルロと共に調査兵団に協力しクーデターの功労者に→引き留めるもマルロは調査兵団へ→マルロを失う→アニ水晶展示室勤務でアニ&アルミンとトーク→硬質化解除時の熟練兵士ぶり
という段階を踏んで、あの4年間を「生きてきた」ことがしっかりと描写されているのと比べると…いやホント、ダズとか勿体なさすぎる。
いや、見どころは一杯あると思うんですよ。キヨミ様とかキヨミ様とかキヨミ様とか。でも…年内とか時間にこだわらず、じっくり描いて欲しいという気持ちを、これまでにも増して強く持ちました。