ハグロトンボに会いに、初夏の自然庭園

関東大会も終わり、ここから本格的に梅雨入りする前は、初夏再発見週間!の予定。

昨日(5月27日)はちょっと久しぶりに、市内の自然庭園に行ってきました。主目的はハグロトンボ。今年は例年の同じ時期よりトンボを見かけることが少ない気がして不安だったのですが…

 

おおお、いますねいますね~だいぶ上空だし逆光でどれが誰やらわかりませんけど

 

ハグロトンボもいた!ひっそりと…

メタリックな光沢の青緑の細い身体、黒いからこそ際立つ翅の形の優美さ。♀の身体は黒褐色だそうなので、この金属光沢のある緑色は♂ですね*1

 

ひらひらと飛び交う時期ではないのか、基本的には止まった葉の上でじっとしていましたが時おり、

 

スウウゥー

こうしてみると翅は平らじゃなく、溝のような凹凸があるのがわかる。

 

180度開翅!

 

畳みっ

 

基本姿勢に戻る

 

翅はちゃんと4枚あるんですよ

 

 

こちらはオオシオカラトンボ。シオカラトンボよりちょっと太めな感じで色も濃く、目が黒い。シオカラトンボの目はトルコ石のようなブルーグリーンだから、目が一番の見分けポイントかな。

 

 

ん?何かの綿毛?かと思いきや

 

うわわ、動いてる…ていうか足がある…

調べてみると、どうやらチュウゴクアミガサハゴロモ(カメムシ目ハゴロモ科)という外来種の幼虫であるようだ。成虫の写真を見ると、は緑がかった渋い茶色の蛾みたいな姿をしている。ご多分に漏れず、果樹や花きから吸汁する害虫だそうで*2。こんなふわふわして、寄る辺ない感じなのになあ…

 

 

5月も末とあって春の花もほとんど終わり、庭園は新緑ばかりになっている。見上げれば空に描いた模様のような

 

ネムノキ

 

オニグルミ

枝が放射状に広がっていてお盆みたいになってるのが面白い

 

オニグルミの実が、ちょうど目の高さに垂れ下がっていた。近くでみると均一な黄緑ではなく薄い班点が入ってるし、白い毛でおおわれているのがわかる。

そういえばこの間の自然教室で、「見るだけでなく、五感を使え!」と習ったな…

と思い出して触ってみると、意外にもベタベタとした粘っこい手触り、そして独特の鮮烈な香り。このスッとする感じ、ラクウショウの実の香りに似てるかも。ということは、松ヤニの香りなのかな?(自信なし)

クセになりそうな香り体験でした。

これからもできるだけ、五感使っていきたいと思います。

 

 

*1:川邊透、『新版 昆虫探検図鑑1600 写真マトリックス付)、全国農村教育協会、2021年、P336

*2:

www.maff.go.jp

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