よく晴れた午後、4月もちょうど半ばの15日。これまで1,2度しか行ったことのない芝川第一調節池周辺に行ってみました(徒歩で)。人がまばらそうな、子供のいなそうな、お弁当食べる場所もなさそうなところが、今のニーズに合っている感じがして。
緑の防護シートの向こうが調節池。工事中です。
調節池の仕組みをコバトンが解説。いろいろな生き物がいるらしいのだが、この状態では何とも…
道路を隔てた右手には、見沼代用水(西縁)が流れている。桜並木ももう、若葉の季節に向かおうとしている。
わずかに残った花が、ぽつりぽつり。
花の盛りが過ぎたとはいえ、散歩やジョギング、サイクリングなど、それなりに人はいる。ただ、社会的距離2mを保つのに苦労することがないのと、飲み食いしたり座ってくつろぐスペースがないのは安心できる。
見沼代用水や芝川の川べりには菜の花が多いけど、この辺りは白いのが多い。同じアブラナ科なので似ているけど、どうやらダイコンの花らしい。少し紫がかったのもある。
桜並木をしばらく行くと、フェンスの向こう、調節池側に、一面の菜の花畑が広がっていた。
工事の関係者なのか、作業服を着た人がひとり、ずっと見ている。
菜の花を見ていたのか、まったく別の何かを見ていたのかはわからない。声をかけたかったけど、このご時世それもためらわれた。
でたらめに歩いていくと、近くの女子校の運動場に突き当たった。生徒たちの代わりにいたのは、
カワラヒワ。
ハデに草むしりしまくってました。よく行く散歩コースでは殆ど見かけないので嬉しい。全体に地味な色合いですが、
下腹あたりの黄色はタンポポじゃないんです。ここだけは鮮やかな黄色。
ツグミさん。いつ見てもお腹の丸々としたラインがすてき。
スズメ。昔に比べて見かけることが確かに減った。
もえる緑にふらふらと寄ってみる。
メタセコイアであった。
それにしても、何だか息苦しいような…?
ただ歩いているだけでも、2~3時間すると息が上がってくるのだろうか。これまで散歩で息苦しいと感じたことはなかったけど、マスクってやっぱ呼吸を阻害するんだなと実感。いずれにしても、そろそろ引き上げどきらしい。
今回は行けなかったけど、調節池の東半分はもう工事完成しているらしい。まだこんど挑戦してみよう。
<おまけ>
調節池への道すがら、大通り沿いの駐車場脇に咲いてたスミレの一株。これほど凛とした、逞しい感じのスミレを見たことはなかった。
スミレの紫は、濃い方が好き。