今日(1月19日)はあまり来たことのなかった上谷沼調節池まで足を延ばしてみた。
今初めて気付いたけど「調整池」じゃなく「調節地」やんけ!これまで芝川第一調整池とかこのブログで何度書いてしまったことか…恥ずかしい~修正せねば。
小さめのコンクリの池の周りに広々と草原が広がる、地味な風景だったのですが(まあ季節も季節だし)、帰り際、通りかかった草刈後。下は湿地になっているらしい。
草原のいたる所にいたムクドリさんたち。ここでも頑張ってんな~と何の気なしに見ていたら、
ん?保護色が素晴らしすぎるけど、いますね…
タシギさん。
タシギはこれまでにたぶん二度、合併記念見沼公園と見沼第三公園で見かけたことがあるのですが、ささささっと走り去ってしまったり距離が遠すぎたりで、写真は撮れなかった。でも今日はバシャバシャ撮り放題です。
意外に小さくて、ムクドリと同じくらいに見える。…と思って帰ってから図鑑で調べたら、全長がムクドリ24㎝に対してタシギ27㎝。しかも全長ってクチバシの先から尾の先までだから、もしかすると実の部分はムクドリより小さいかもしれん…
クチバシ突っ込んで探るときの真剣な表情がかわいい。泥の中がハッキリ見えてるわけじゃないだろうし、勘でやってんですかね?人間が泥の中に手を突っ込んでどじょう捕まえるみたいな…だとしたら、研ぎ澄まされた勘だ。
さいたまは元々低地と台地の境が入り組んだ地形だけど、開発が進んでこういう湿地は少なくなった。
歩いていると、いろんな啓蒙や調査がなされていて、この環境を何とか保全・復元しようとする努力をそこかしこに感じた。せめてこれ以上少なくならないよう、協力していきたい。
<おまけ>
オス1メス4というコガモの小規模ハーレム…なのかな?
ほんとうはカワセミさんもいたんだけど、カメラで捕らえ切れず…
でも、負け惜しみじゃないけどカワセミは、あの(カワセミという鳥ではなく)青が飛ぶ、写真にはならない瞬間が、一番美しいと思うのだ。