あまりにも自分の気持ちにタイムリーだったので。いずれも放送大学教材『世界文学への招待』(宮下史郎・小野正嗣)に引用されていたものです。
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「怪物と戦う時は心せよ、自らが怪物と化さぬように」(ニーチェ)
そうでなければあのとき勝てなかったかもしれない。これからも勝てないかもしれない。しかし。怪物が喰らい合うその果ては。
「本当の出会いとはどういうものであろうとも、既存の世界を破壊するものだ。私たちの世界の境界の向こう側にある空間からやってくるもの、私たちの世界を壊すものを醜悪なものと呼ぶ。つまり、本当の出会いとは、怪物との出会いを指すんだ。」(ミハル・アイヴァス『もうひとつの街』阿部賢一訳 河出書房新社)
だとすれば今の状況はまさに、お互いにとって本当の出会いなのだろう。その先には何があるのか。
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明日が試験なのになぜ今気付くんだ…?てのはナシで(笑)
『もうひとつの街』はプラハを舞台にした幻想文学。試験終わったら読んでみたい。