シガンシナで行われていたマーレ軍との戦闘がとりあえずほぼ終結した124話現在。主要な登場人物の多くがあらかじめシガンシナに集められていましたが、戦闘状況も錯綜してるし元々どこにいるのかよくわからないまま何カ月も経ってる人もいるので、ここらで誰がどこにいて、これからどこに向かうのか確認&推測してみたいと思います。
- 1 コニー&ファルコ:マリア南端シガンシナ→ローゼ内ラガコ村へ
- 2 ジーク:シガンシナ→シガンシナ又はシガンシナ南方の壁外
- 3 ピーク&マガト:シガンシナ→シガンシナ又はシガンシナ南方の壁外
- 4 アニ:シーナ内ミットラス(兵団本部)→シガンシナ方面?
- 5 ヒストリア:どこかの隠れ家→現時点で移動は困難か
- 6 リヴァイ&ハンジ:シガンシナ南方壁外→?
1 コニー&ファルコ:マリア南端シガンシナ→ローゼ内ラガコ村へ
顎巨人を継承した直後で意識のないファルコをひっつかみ、戦闘を離脱してしまったコニーは、ウォールローゼ内ラガコ村の無垢巨人化した母の元に向かうつもりです。
段取りとしてはまず、ファルコを抱えたまま立体機動でシガンシナを横切り、何とかして元マリア壁巨人を越えるか潜り抜けるかしてローゼ内に入り、それからすぐに馬車を調達するでしょう。ジークほど危険な相手ではないけど、巨人化されないためには自傷できないようにす巻きにするなどして拘束して運ぶ必要があるからです。騙くらかして連れていくなら馬でも何とかなるかもしれないけど、難しいでしょうしね…コニーだし。
シガンシナの砦にいるガビは何を置いてもファルコを救いたいでしょうし、パラディとしてもコニーの独断で今すぐコニー母にファルコを喰わせられては具合が悪いので、説得&阻止するために追っ手がかかるでしょう。イェーガー派に知られるとまた面倒なので、話を聞いたアルミンかミカサが対応すると予測。アルミンはアニ対応に引っ張られそうだし、ベルトルト食った負い目もあるし、ミカサ単独か。そこに制止を振り切ったガビがくっついていくということもあるかも。何でもありのガビですから。
2 ジーク:シガンシナ→シガンシナ又はシガンシナ南方の壁外
エレンと共に道にいた時点では生きていたでしょうが、真下で壁崩壊を受けたはずなので自力で脱出できたとは思えません。ピクシスらワイン巨人たちが制御不能になっていて、イェナがそれにショックを受けていたので、意識がないなど重大な危機にあると思われます。しかしこのまま死にはしないでしょうし、誰かが回収する(orされた)のでしょう。撤退しようとするマーレの残党に回収されたら壁外、パラディならシガンシナに残留、というところでしょうか。
3 ピーク&マガト:シガンシナ→シガンシナ又はシガンシナ南方の壁外
はっきり描写はありませんが、ここで死ぬはずはない。シガンシナ内にまだ残っているか、壁外南の飛空船に向かって撤退を開始しているか。ワイン巨人の暴走が、マーレ兵をすべて食い尽くしたからパラディ兵に向かったのだとすれば、既にシガンシナ内にマーレ兵はいないことになりますが…ピークとマガトが今後も行動を共にするのか、それとも袂を分かつのか。ライナーたちを待つのかすぐマーレに撤退するのか。エレンやパラディ勢と何らかの接触をするのか。わかりませんがマーレ側の動きはすごく楽しみ。
4 アニ:シーナ内ミットラス(兵団本部)→シガンシナ方面?
110話でアニに触ろうとしたアルミンと、見張りについていたヒッチが地下室から上がって来て、アルミンはそのままミカサと合流、その直後のザックレー暗殺場面に居合わせることになります。従って、アニがいるのはミットラスの兵団本部地下。
今後どうするつもりかわかりませんが、今のミットラスには巨人も兵団も女王もマーレへ帰る手立ても何もないので、情況を把握したらどこかへ移動するはず(ミットラスに読者が知らない何かがあるならまた別ですが)。おそらく重要なすべてがあるシガンシナ方面に向かい、彼女とアルミンが対峙する場面がどこかであるのではないかと思います。
5 ヒストリア:どこかの隠れ家→現時点で移動は困難か
マーレ編以降、リアルタイムの出番が殆どないヒストリア。123話のエレン放送のとき、道に現れた妊婦がヒストリアらしく見えるのですが、それ以前となると107話、ポーチに座って山の端にかかる夕陽(あの高さで輝きより赤みが目立つので朝陽としては違和感あるし、中に入ろうという声掛けからしてもおそらく夕暮れ時)を見ているシーン。
では、彼女の居場所は?となると、これも位置が明らかにされていません。ナイル曰く「限られた者しか知らない」ということなので、元の農場ではなく、見つかりにくい人里離れた場所にいるのでしょう。107話の画面上は出てきませんが、当然十分な護衛と情報伝達手段つきで。
西の地平には山の稜線が連なり、見渡す限り街や集落、森林なども見えず平地が続く、島内のどこかに。身重なので身に危険が迫るとかがない限り、この場を離れることはなさそうですが…
6 リヴァイ&ハンジ:シガンシナ南方壁外→?
巨大樹の森付近で激流に飛び込んだ後、音沙汰なしの兵長&団長。そもそもあそこはどこなのか?ていうのがまず問題ですが、
(1)ジークは、森を抜ければすぐシガンシナだという意味のことを言っていたので、シガンシナ南の壁外若しくはマリア内でもシガンシナのすぐ北辺り
(2)エレンとの待ち合わせギリギリに現れたジークはシガンシナの南側の門からだった
ということから、シガンシナより南の壁外だったと思われます。シガンシナのすぐ北、ということになると壁内だし人里に近いので、居場所を極秘にしていたリヴァイたちジーク監視部隊には不向きですし。
んで、壁外でドボンしたとする。基本的には海つまり南に向かっていくはずですが、あの川。いやに流れが激しく川幅も狭い。エレン達を載せた難民船が航行した川より更に下流とは思えないので多分支流なんでしょうね。だから北へとは言わないまでも、東西方向に流れている可能性はある。それはともかく、シガンシナに近い壁外だったとしたら、最終的に南の海に至るとしても、かなり距離があるので海まで流されるということはなく、割と近いところで自力で岸に上がるか、誰かに回収されると思われます。
壁外南方にいるのはキヨミ様らヒィズルと、マーレの残党。しかしヒィズルがいる港にはまだ遠いし、敗走するマーレの残党が他人に構っている余裕はない。ヒィズルが戦況を見ようと飛空艇を飛ばしていればわかりませんが、ドボンの時点では地ならし始まってないので飛ばす理由もないし、地ならし始まってからじゃ他に構っている余裕ないでしょうしね…
とすると、通りすがりの親切な農夫とか船頭とかに助けてもらうかハンジが自力で、リヴァイの手当てができて情況を掴め、できれば104期らと連絡とれる手段がある、最寄りの壁外拠点まで、兵長を連れていくしかないのか。
それってどこよ?とか、この記事を書きながら改めてコミックス読み直したりしていて、ちょっと気になったのは…
107話でヒストリアが見ている西の山の稜線と、113話でリヴァイがジークをドナドナ♪していく場面の山の稜線(これもたぶん西方)と、ちょっと雰囲気似てないか?
壁外巨人の脅威が消えた今、人間の脅威を避けるにはむしろ壁外の方が安全、と考えてヒストリアの隠れ家も壁外にあったとしたら、リヴァイ&ハンジとヒストリアの現在地点て、結構近くにあるかも…リヴァイ&ハンジに必要なものも何とかなりそうだし(少なくとも医者はすぐ近くにいるはず)、50年計画がすっ飛ばされた今、始祖発動の切札としてのヒストリアの重要性もだいぶ下がっているから、ハンジにしてみればヒストリアの危険を案じて絶対頼れない、ってこともないだろうし…そうなりゃ一気にご無沙汰3人の近況も知れますしね~~
結局何が言いたいかっていうと、兵長ハンジさんはじめ行方知れずの皆が早く出て来てほしい!!
進撃の物語はとても面白く読んでいるけど、個々のキャラへの思い入れという点では、やっぱ私はリヴァイが断トツですので…