節約と寄付

数年前から、ほんの少しずつですが複数の団体に寄付をしています。それらの団体がしばしば送ってくる単発の寄付のお願い。それを見る度にどうしようか迷い悩んで、追加の寄付をしたりしなかったりがちょうど半々くらいでした。

4月以降のぐーたら生活、更にシーズンオフに入って以前よりもあれこれ考える時間ができた分、こういった社会貢献活動に対して自分が何をどこまでできるのか、なすべきかということを以前より重く感じるようになりました。

といって、金銭面ではぐーたら学生である今、当面の収入はほぼゼロですから定期的な寄付を増やしたり、単発募金にその都度応じる勇気はないし、労働力の面では英語もできなきゃ特別なスキルがあるわけでもなく、時間的な拘束を受けるのが何よりイヤというぐーたら者が何かできる余地もない。

 

 

つらつら考えているうちにふと頭に浮かんだのが、よく行くブログで以前見かけた「街頭募金活動している時間があったらバイトしてその金を寄付したらいいのに」という意見。私自身は街頭募金にはPRの意味もあるし(募金しようと思ってなかった人まで心を動かされて金を出したりとか)、目的がきちんとしたものでかつ募金募ってる人に日当を出すとか必要以上の経費を差し引くとかいうのでなければ良いと思いますが、それはそれとして「自分で稼いだ分を寄付する」というのもひとつのやり方だとな思ったものです。

 

 

で、「稼いだ分を寄付」は収入を増やすことで寄付に回せる余剰分を増やすわけだから、もうひとつ考えを(縮み志向に)進めれば、支出を減らすことで余剰分を増やして寄付に回すこともできるはず。「節約した分を寄付」というわけです。

幸い、4月からの9カ月で、だいたいは予算の範囲内で生活できることもわかったし、月末で予算よりも余った額の半分は追加で寄付、半分は自分で遣うor将来に向けて積立てということにしました。全額にせず半分という辺りが覚悟の足りなさを醸し出してますが、そこはまあ節約のモチベーション維持のためということでw

そして、今までわりと機械的に寄付を続けてきたけれど、数限りない分野・団体・プロジェクトのうちのどれに、ささやかな資金を投入するのが効果的なのか、もっと勉強していきたいと思っています。

 

ちなみに初月となるこの12月。3千円くらいしか余らなさそう(泣)

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