思いのほか良く晴れたし、ここ数日歩いていなかったし、ちょっくら足を延ばして白幡沼へ。ちょっと前から、気になっていることがあるのだ。
いつもながら閑散としていて、水辺には2、3人。
雨らしい雨もなかなか降らないせいか、ずいぶん水位が下がっているみたい。 水面も混雑はなく、カルガモやコガモが2、3羽ずつ、あまり人間のいる岸には近づかずに泳ぎ回り、アオサギも顔こそヌシ然としてますけど、隅の枯草の陰でじいっとたたずむのみ。
まだ嘴の黄色さが抜けきらない若きバン。
カワセミ。向こうへ飛び去る背中の色鮮やかさが素晴らしい。
もちろんカメラは間に合わず、待機中写真のみです。
ウロコ状に膨らんだ羽根。やっぱり羽毛布団的にあったかいのかな?
やばい魔王に報告されてしまう…!
……とまあ、いつもの感じ。 こうなるとやっぱ、去年の秋見た茶色っぽいの ↓は、もういないのかなあ…何だったのかなあ…前回来たときはもう見当たらなかったし。
(2018.11.25)
と、もう一度沼を見渡したそのとき、 ん?なんだあの灰色の塊は。
問題の鳥とは全然違うけど、灰色とはいえアオサギには見えない…配色も大きさも違うし、ポーズもこんなの見たことない。こんな顔の見えない態勢は… 顔の…
うわっ
顔です。
冠もお見せしましょう。
ゴイサギは、天皇が生け捕れと命じたところ、大人しく捕まったので五位の位を授けられたというエピソードが有名なので名前だけは知っていましたが、見るのは初めて。 この辺の顔は穏やかそうで上品そうに見えますね。
貴族的というかさすが貴族ですね五位鷺様。
和歌でも詠みそう。
ゴイサギだ…と感慨に浸っていると、左側に何やら茶色に白い斑点の布切れのようなものが。タオル?マフラー?
その場では動きがなくてわかりませんでしたが(本当にマフラーかもと思ってた)、帰宅して拡大してみると…これは…
羽根の縁の白い点々とか、11月に見た子とソックリ!そして足指の感じはゴイサギに似ているかも…もしかしてと「ゴイサギの幼鳥」として調べなおしてみると、やはりそうだったみたい。身体の模様から、「ホシゴイ」という別名もあるのだとか。そうだよね…ちょっと親子には見えないもんね…しかしようやくスッキリした♪基本的には夜行性ということなので、動いている姿はなかなか見られなさそうですが、頑張って「ゴイサギ」に育ち、そしてまた自分の「ホシゴイ」育てて欲しいです。
帰り道の遊歩道。これでいいのかと思うくらい暖かい。 準備中。
さすがにまだ早すぎだろう…でも大好きなオオイヌノフグリ。
今年もよろしく!