GW直前の白幡沼。学校帰りの生徒たちがちょくちょく通りかかるほかは、散策や撮影の人がちらほらいるだけで、閑散としていた。
水面の方も、コガモさんやハシビロガモさんやらの姿はもうなく、スイレンがぽつぽつと咲き始めていた。
岸辺には黄菖蒲も。咲く場所のせいか繊細な形のせいか、明るい黄色の初夏の花なのに、寂しさが漂う。
でも個人的には、色や形が複雑であでやかな園芸種より好き。
ただ一種、残ったカルガモさん。餌とりに張り切り過ぎた。クチバシの黄色が見えん…
普段は奥の方に陣取っているアオサギさん。どういうわけか今日は、手前の方にやってきて、
スイレンの中で様々なポーズを見せてくれた。もちろん見せてくれに来たわけではなく、漁に余念がないのですが、
イマイチ失敗が多いようだ。
でもこんなに近くで御姿拝見できるのは嬉しい ♪ 喉のまだらは、筆で描いたみたいに不規則で、それでいながら調和が取れていて、なかなかに芸術的。
それにしても、近くで見るとあまり大きさを感じない。90㎝もあるとは思えなくて、コサギと大して変わらんようにさえ思える。若いのかなあ?でも冠羽や目の上から頭にかけてのくっきりした黒とかは成鳥の特徴だそうだし…うーん
今度こそ。
よっしゃGET!
落とさないように慎重に…
やった!
こうしてみると、胸や背中の羽毛とかが、まだ控えめな感じがしなくもない。
奥の方に目を転じると、何やら丸っこい白い塊があったのでカメラを向けると、
別人のように人相の悪いコサギさんであった。
いつものスマートな雰囲気はどこに…
ダイサギさんもいるなあ…ん?うぉう!!
ホシゴイさんじゃありませんか!
見ていると、沼の中に突き出た枝に飛び移ってきた。こんなに見やすい位置に来てくれたのは初めて。
撮影モード変えたら夜のように暗くなってしまった…
それにしてもカッケー。
そして、春といえば、初夏といえば…
すいません、飛んでる写真でこれ以上のものは撮れませんでした。ツバメさん。虫を捕まえマイホームの建築資材を運び、自由自在に空を切って飛び回ってました。
良さげな泥スポットにて
新型コロナの先行きも見えず、まん防だ緊急事態宣言だと我慢の時期が続く。それでも世界は緑と黄金の季節がもう来てる。「感染しない・させない」ために引き続き細心の注意を払いつつ、触れていきたい。