午前中は体調がいまいちだったので野球観戦は取りやめ、午後から近いところで桜探訪でも…というわけで、シダレザクラで有名な円乗院と、バラの頃しか行ったことのない与野公園にも寄ってきました。
与野本町駅から与野公園への道の途中にある立派な寺院が円乗院。気になりつつもいつも素通りしていたので知らなかった。真言宗のお寺です。
山門と多宝塔の間にサクラの樹の頭が覗いている。
「圓乘院の千代桜」*1
エドヒガンの系統らしい幽玄な姿に心惹かれる。
風もないなか、ひらひらと舞い落ちる花びらもあはれなり。
花弁は薄いピンクなのですが、縁がかなり濃いめになっているものもあって面白い。
せっかくなので薔薇のシーズンにしか来たことのない与野公園にも寄ってみた。
サクラは満開、バラはもちろんまだまだである。
花、ひとつひとつの美しさ。ふくらんだ蕾もたくさん控えてる。まだまだこれから。
土曜日とあってピクニックでちょうどよい感じに賑わっていた。青空だったらもっとよかったんだけども。
鮮やかな黄色なのにどこか寂しげな山吹。こちらも見頃になっていた。
石段の隙間で力強く咲く。たぶんヒメスミレだと思う*2。紫はどちらかというと淋しい色だと思うけど、不思議とスミレは元気出る。
*1:参考サイト:さいたま市文化財紹介 圓乘院の千代桜
*2:同定には、『日本の生きもの図鑑 講談社編』(石戸忠・今泉忠明監修、2001年、講談社)P123 及びハナノナ 人工知能花分類システム を参考にしています。