いつも公園だの池だのそこらへんに出掛けては適当に撮った写真を脈絡なくUPしている私ですが、観察力の進歩のなさを何とか改善すべく、北本自然観察公園の初心者向けのバードウォッチング教室に参加してきました。 本当に初心者向けで、双眼鏡の使い方や選び方まで教えて貰ます。 目元に当たるぷにぷにした部分、あれって眼鏡の人は捲りあげて使うんですね!野球観戦とかでずっと使ってたけど、知らなかったよ… 倍率はあまり高倍率だと視野が狭くなってしまうので7~8倍くらいが適切で、レンズサイズは30~40ミリが手頃。また、コンデジの場合の倍率は30倍ぐらいないと、双眼鏡の見え方と同程度のサイズにならないとのこと。 実際に使うときは、目視で相手を見つけてから、目線を外さずに双眼鏡を持ち上げてそのまま目に当てのがコツだそうです。確かにそれができれば、相手が動かない限りはバッチリレンズ内に納まって見えるはずである。 剥製の群れに見送られ、インストラクターの方々に連れられて出発。実際に今日見られるのはこのうちの数種類でしょうが…
園内に出て1時間ほど池・湿地・草原・林など場所を変えて探すと、 シジュウカラ、ツグミ、アオジ、シメ、セグロセキレイ、カルガモ、コガモ、アオサギ、カワセミ、キジバト、10種類くらい見ることができました。私は見えなかったけど、上空を通過するハヤブサなどもいた模様。 個人的にはカワセミの青ってやっぱり素晴らしいなーっていうのと、今まで池ではじいーーーーっとしてるのしか見たことがなかったアオサギのお食事を拝見できたことに感動♪有難うございました!
教室終了後、会得した技を早速試すべく、園内を一周してみました。 空を見上げる草原のツグミ。見よ、この角度。 今の日本では狩猟を禁じられているそうですが、昔は食用にされていたとか。そういえば「24羽のクロツグミのパイ」なんてのもマザーグースやクリスティであったよなあ。
シジュウカラ。灰色に見えるときもあれば、背中の黄緑っぽさが目立つときも。
姿は見つけられないけど、タンタンタンタンというドラミングも聞こえてくる。タンタンタンタン… 陸に上がったマガモ。くつろいで…
いるのかどうか
わからないけど…
やっぱり気持ちいいんだろう。たぶん。
セグロセキレイ。
ちなみに、家の近所に住むハクセキレイ(たぶん)。並べると殆ど区別がつきません。ていうか両方とも背中黒いじゃん!
ただ、横顔を比べるとこちらの方が黒が多い。この頬の白黒度合いが決め手だそうで。
陽当たりの良い園内の通路を通りかかったとき、道行くおじさんが「そこにシメがいるよ」と教えてくれた。 スズメくらいの大きさ【追記:図鑑で調べるとスズメ15㎝に対しシメ18㎝で、シメの方が一回り大きいそうです。少し離れたとこから見てたせいか、わかりませんでした。すみません。】なのですが、黒い隈取りのある目と、ぶっとい嘴がチャームポイント。
歩き食い?身体の傾け方が小ワルっぽい。
哀愁漂う背中。
カラッスウリ………いえ、なんでもありません(汗)
ともあれ、いろいろ楽しく学べた一日でした。次から、1ランク上の観察者を目指します(笑)