平成28年度第2学期の振返り&今後に向けて

今日は今学期の成績発表日。文字通り今日になった途端(昨夜午前零時)の発表だったので、ちょろっと学生用HPに行ってみましたが例によって繋がらなくなっている。やっぱりねーと早めに見切りをつけて寝てしまったので、実際に確認できたのは早朝でした。結果は自己採点不能な記述式1科目も含め取れていたし、成績も想定の範囲内で一安心。

 

 

■まずは今学期とった科目のうち、特に印象に残ったものについて、個人的な感想を少し。

 

 

【ラテン語の世界】

 

「ラテン語がわかる」じゃなくて「ラテン語だとわかる」程度にしかなっていませんが、履修して良かった。「我思う、故に我あり」というデカルトの言葉は、多くの言語では5単語必要だが、ラテン語(とそこから直接発展したイタリア語やスペイン語)は3語で済む、ということだけでも、この科目に触れてみてよかったと思います。

それ以外にも、これまでちょっとひっかかりながらスルーしていた事柄が「そういうことだったのか!」と腑に落ちる気持ちよさもありましたし、学名やラテン語の単語とか見て意味がわか…るはずはないが辞書引くことも何とかできるようになったし。

1学期にやってみたとき、途中から時間的・精神的余裕がまったくなくなり、途中からは放置していましたが、2学期になって心を入れ替えてとにかく最初に出てくる動詞変化を毎日書き取りして覚えたことで、だいぶ気持ち的に楽になりました。実際には覚えたのは動詞変化のごく一部に過ぎず、更には名詞にも形容詞にも変化があるしで、とても覚えきることはできませんでしたが…まだ授業や印刷教材の内容をマスターできたとはとても言えないので、次の目標はそれかな。

それともう一つ、こういう風に、実用に耐えるレベルではないけど、「その世界をちょっと覗く」ような外国語の勉強というのも良いものではないかと思いました。海外旅行はたぶんもう行かないだろうから旅行で使う会話とかは要らないけど、アルファベットとか文の構造とか。まあまずはラテン語もう少しやれよ英語どうにかしろよって話ですが。

 

 

【イスラーム世界の歴史的展開】

 

今学期閉講科目。同じく閉講となる「初めてのアラビア語」と迷ったのですが、負担の大きさを考えてこちらを選択。高校でやった世界史(30年以上前ですが)ではヨーロッパ世界との関わりの中で細切れな感じで出現していたイスラーム世界の大きさ、多様さが感じられて面白かった。多様である分、全体像が掴めたとはまだまだとても言えませんが、中国と西ヨーロッパの間の地域の歴史がこれまで見えてなさ過ぎたかなと反省しました。

それと、授業の中で紹介されていたモスクその他の宗教建築には驚きました。偶像崇拝を認めないイスラームの宗教建築の装飾は抽象的な文様で、あまり面白みはないイメージを持っていたのですが、空間の中に置かれてみると素晴らしく美しいのです。

海外の世界遺産などは見に行けるものではありませんが、代々木上原の東京ジャーミイには、近いうちに見学に行きたいと思います。

 

 

■取得単位数と今後の必要単位など

 

 ◆平成28年度1学期 放送授業2科目4単位+面接授業2科目2単位

 ◆平成28年度2学期 放送授業5目10単位+面接授業1科目1単位 

  (今年度計17単位・累計31単位)

 

これで残り8年間の在籍年数に対して残単位数は

 63=卒業必要単位124-他大学修得単位30-取得単位累計31

となりました。在籍年限は残り8年。あと4年くらいかけて大体の単位揃えて、その後1~2年で卒業研究、という当初計画から見ても、概ね順調に進んでいるように見えますが、若干気になる点がひとつ。

 

 卒業必要単位数はトータル124単位ですが、授業形態(放送授業か面接授業・オンライン授業か)の内訳に縛りがあって、現状では

 

放送授業必要単位94-取得済単位46=不足単位48

面接・オンライン授業必要単位20-取得済単位15=不足単位5

どちらでも可  10=不足単位10

 

となっている。来学期は面接・オンライン授業だけで5単位なので順調に行けば面接・オンライン授業の必要単位は取り終わる一方、放送授業は単純に4年で割ると12単位(6科目)残っていて、だいぶ進捗に差がある感じ。

年度後半は放送授業も取るけど、一気に6科目よりも2:4とか3:3の方がじっくり勉強するには本当はいいんだけどな。次に取りたい科目はある程度固まっているから、1・2科目は聴講だけして予習しておこうかな。

スポンサーリンク