突然、楽器をやってみたくなって

それは半月ほど前のこと。何の気なしにYouTubeでアニソンの8bitアレンジなどを聴いてるうちにふと、「これってもしかして、縦笛とかの手軽な楽器でもやれるんじゃね?」と思いついて検索してみると確かに、演奏例がずらり。流れで唱歌とか民謡とかもためしに聴いてると懐かしくてすっかりその気になり、さっそくアルトリコーダーと鍵盤ハーモニカを買ってきました(意外に手頃で両方併せて1万円足らず)。なぜアルトリコーダーと鍵盤ハーモニカかというと…

小学校の音楽の授業ではソプラノリコーダーのみ、「おっきなたてぶえ」の低くて柔らかい音色は好きで、ちょっと憧れがあったのに中学高校ではリコーダーの授業はなく、アルトリコーダーを吹いてみる機会がなかったので。

鍵盤ハーモニカの方は、リコーダーよりは音域が広くて「鍵盤間違わなければとりあえず正しい音程の音が出る」楽器も欲しかったから(リコーダーは高音出すの難しいし、中学の頃ギターやっててコード抑えるのに苦労したのでギターやウクレレはやめといた)。

 

ところが…実際に吹いてみてびっくり。かなり大きい音するんですね、特に鍵盤ハーモニカは。これは普通に吹いたら外に聞こえてしまうかも…と控えめな音で吹いてみたりしたけどやっぱり不安は拭えない。ちょうど弟が用事あって来たので協力してもらって実験したら、窓閉めて控えめに吹いても鍵盤ハーモニカはもちろん、アルトリコーダーも結構聞こえるらしい。TVはそこそこの音量でも聴こえないのに、楽器は響くんだな~相手も窓閉めてれば聴こえにくいだろうけど、窓開けてたりベランダや庭に出てれば聴こえちゃうか…

まあ昼間に短時間、控えめにやるなら受忍限度を超える騒音とまでは言えないかもしれないけど、このへたっぴ演奏を聴かれてるかもと思うだけでも恥ずかしいし、思い切り吹けないとかえってストレス溜まりそうなので、ためしにカラオケボックスを利用してみることにしました(以前TVで、カラオケボックスの意外な活用法!とかいって、落語とか楽器の練習とかで使ってるのを見た覚えがあった)。

 

いちおう受付で「楽器使ってもいいですか?アルトリコーダーと鍵盤ハーモニカなんですけど…」と訊いてみると、「他の部屋から苦情が来なければいいですよ」とのことで、たぶん大丈夫でしょうけど、と念のため端っこの部屋に案内してくれた。

トランペットとかじゃなくても苦情きたりすることあるんだろうか?と若干不安になりつつ吹いていると、どこからともなく40年くらい前の懐かしのアニソンが響いてきた。なーんだ、お互い様じゃん!と何となく強気になってぴーぷー吹いているうちに、いつの間にかタイムリミットが近づいてきたので2曲ほど歌って終了(まあせっかくカラオケに来たんだし…)。とりあえず苦情は来なかった。

利用してみた感触としては、やはり遠慮せず吹けるのがいいですね。リコーダーの高音はただでさえ難しく、そっと吹いて出すとかできないし、鍵盤ハーモニカはかなり音が大きく聞こえてしまうので。

もちろんタダとはいきませんが、平日の午前中なら割安だし。

教本も図書館で使いやすそうなのをアタリをつけてAmazonでポチったし、綺麗に吹けるようになるまで地道にがんばるぞー。

 

 

 

あ、こういう効果にもひそかに期待してます。

www.kyoto-u.ac.jp

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