この夏は甲子園遠征などもあって忙しく、ひと足ふた足遅れの帰省。両親と酒盛りしたりPC指導したりした翌日は、午後から晴れて来たので近場の海へ。
狭い砂浜に寄せる波は穏やか。
両脇は小さな岩場になっている。
親子連れが海水浴に来る時期はとうに過ぎ、犬や自分の散歩でやって来た人が時折り通りかかるのみ。
岩の隙間に逃げ込むカニが!と興奮しますが
うぉお!!あっちにもこっちにも、わんさかいる。
横目が可愛い♪
動きも当たり前ですけどカニ歩きだし、近づくとすぐ岩の隙間に逃げ込むし、ハサミの振り方もなんか…カワイイなあ…大きさも3cmくらいしかありません。
それにしても、この海には四半世紀前から何度も来ているのに、フナムシ以外の海の動物(フジツボとかカメノテとか動かないヤツは別として)を見つけたのは、実は前回、今年の6月に来たときが初めて。
でも今は、曲線的なヒレを翻す黒いやつとか、縞々の棒みたいなのとか、小さな魚が岩陰をちょろちょろっと過ぎっていくのが見える、この不思議。これまでの四半世紀、一体何を見てたんだ。病気療養で実家に世話になってた頃は、毎日のように来ていたときだってあったのに…
視力そのものがよくなったはずはないので、ここ数年の自然観察の成果で、多少は見つけ方のコツのようなものを会得できた、ということなのかな。だとすれば、これからもっともっといろんな奴らが見えるようになるかもしれない。
↓(棒のような縞々が逃亡した後の、ここにもたぶんいろんな奴らが潜んでいるのだろうか…)
ふと目を上げると、ウミネコ(たぶん)が一羽、波打際にたたずんでいた。
鋭い目つきが素敵。
しかしこれは…上体のみで何かにトライしているらしい…
成功したかどうかは不明。
日本海の誇る美し夕陽。
オレンジの光の中を、スイッ、スイッと鋭く軽やかに、トンボたちが飛び交っていた。遊びの乱舞ではなく、蚊やら羽虫やらを狙っているのでしょうが…