近場で紅葉でも見に行くか&まだ行ったことないところがいいな、というわけで初めての小石川植物園。 養生所時代の井戸。おおこれが!榊原伊織も使った…(というのはTVの見過ぎですが、どうしても小石川養生所というと加藤剛の『大岡越前』なんですよね)。
この井戸は明治になって養生所が廃止された後も残り、関東大震災の際にも避難者の飲料水として使われたりもしたとか。 これはその関東大震災の記念碑。ここに避難した被災者の有志が建てたもの。2年くらいここで過ごした人もいたのだとか。
イロハモミジの並木。一斉に紅葉するのではなくて、まだ緑のところも多いし、終わりかけのところもあったりするのが面白い。
はじめて種子植物の精子が発見されたという有難いイチョウ。
メンデルが実験に使ったという有難い葡萄。
エンドウじゃないのかと思いましたが、ブドウの品種改良の実験もやっていたらしい。
ニュートンの有難い林檎。
季節が季節だったせいもあるのか、これら有難い3本は、皆少し疲れているように見えた。
そして今日一番の驚き。嘘でしょ!キンカンかミニトマトだろ、と思ってしまいましたが、
柿だ。
中国原産で日本に移入されたのは最近数十年のことらしい。食用には不向きだそうですが、この可愛さはなかなかイイ。
敷地は結構広く、高低差もあって最後はヘトヘトに。とても一度で見切れるものではないし、春~秋は花々ももっと賑やかなはずなので、季節を変えてまた行ってみたい。