12月も下旬に入って来月末の定期試験のための勉強もせねばならず、レポートも書かねばならず、年賀状も書かねばならず、大掃除もせねばならず(以下略)のねばなら祭り。
こういうときに限ってふつふつと湧きおこってくるのがゲームやりたい病です。
前々から調子悪かったPS2がディスクの読み込みがまったくできなくなって、いよいよ見切りをつけるしかない、とわかったのですが、そうなるとPS2をもう一度購入するしかないのか(とっくに生産終了しているのに今更?)、残したいゲームがアーカイブスのラインナップにあるだろうか…?と探し始めたのが運のつき。PS版のジルオールとかティアリングサーガとかゼルドナーシルトとか、お目当てのモノはなかったのですが、「おお、あるじゃんあるじゃん♪」懐かしいのがゾロゾロと。
ふと気がつくと、久々にPS3を引っ張り出してきて、「ウェルトオブイストリア」をダウンロードしている私。ゲームを買っては売り買っては売りしていた頃に、中古屋に売ってしまったんだけど、売るときに「もう一度やりたくなるだろうな…」と何となく思ったのを覚えている。地味だし不満な点も多く、人様におススメできるゲームではない(特に、今の美麗なグラフィックや快適なロードに馴れている方には)けど、ミョーな味わいがあるというか、忘れられないゲームなのです。
ウェルトオブイストリアは1999年、ジルオールとだいたい同時期に発売されたPSのRPGですが、フリーシナリオ型の中世ヨーロッパ風ファンタジー世界という点、基本的に戦闘がヌルい、ポリゴンが粗い、マルチエンディングであることなど、共通点が多い。誤解を恐れずに言えば、ジルオールから萌え要素を抜いて鈍臭さをプラスしたような感じでしょうか。
装備の色を細かく選べるし、NPCとの会話では選択肢で返答を選ぶだけでなく、感情表現できたり、恋仲になって結婚できたり家を持てたり、ジルオールにはないウリもあります。シナリオの進み方やキャラの造型、セリフ回しなんかは、ジルよりも洋ゲー寄りなんじゃないかな?
で、早速始めたのはいいけど、まだ全然シナリオ(イベント)こなしてないのにもう魔王が復活しちまった!レベル上げ過ぎたのか??
「魔王が復活した今、お前だけが頼りだ、○○!」って、そりゃ、いずれはそのつもりだったけどさ、まだこっちの沼地にも行ってないし、あっちの山にも行ってないし、王宮にだってまだ一度も入れてもらってないんですが…(汗)最終局面に入ったせいか、他のイベントは発生しないし、BGMはどよどよ~んとした不安を煽る曲に変わってるし、町のお店も一部を除き閉店しとる…(こういうラストバトル前の世界の雰囲気って、どのゲームでも苦手だ…)うーん正直今の状態では勝てる気がしないけど、まあ。
いっぺん、死んでみっか!(負けたら年内は封印しよう…)