こたつ環境も整え、勉強に励まんとするオフ。 10月からの2学期では、自然科学の初歩全般を扱う科目をひとつ取ったのですが、そこで30年以上ぶりに目にした元素周期表。いやー高校の時だって化学は必修だったから、授業も受けたし定期試験もあったはずなんですけど、正直「水素が1番目」ということしか覚えていませんでした(汗) 今回改めて眺めてみると、「セシウム」「ストロンチウム」「バリウム」「バナジウム」等々、当時は聞いたこともなかったけど、今は良く耳にする元素もちらほら。まあこいつらは私の目に入ってなかっただけで、当時の表にもちゃんと居場所も名前もあったはずですが、周期表は今でも更新されていて、最新のものは118番元素まであり文科省のHPにポスター仕様のが置いてあるよ~とテキストでも宣伝してたので早速行ってみました。 周期表だけじゃなく、いろんなポスターがあって目移りしちゃいますが、一番下に周期表がある。 憶えるというのではなく、ちょいちょい眺める分にはカラフルでいいかも…とポスター印刷。A2サイズで丁度いいくらいかな?うーん確かに、おぼろげな記憶を辿ってみると、裾の方はこんなに詰まってなくて、途中で欠けてたような気がする…昔の周期表は。ここの増殖部分が、新元素ってわけですね。 新しい元素は、この表の説明文でも「発見」と言わず「つくられた」とある通り、自然状態にはないものを、研究所で元素同士をぶつけて作り出してるんですよね。莫大な金と優秀な頭脳を投入して、半減期が0.0何秒とかいう儚いものを。 新しいものに挑戦し続けることで科学は進歩していくのでしょうから、それはそれでいいんですが、そういう人工的に生まれて何もなさず(悪さをするよりはいいが…)、ただ「○○にちなんだ名前を付けられた」というだけの元素で周期表がどんどん伸びていくのは、やっぱりつまらないような気がするなあ。