森と海と聖者と~吹浦・牛渡川から丸池様、十六羅漢~

ラッキーなことに、予報に反してよく晴れた今日は7月2日。大人の休日三日目です。 今日は山形県の遊佐町(ゆざまち)は吹浦(ふくら)にやって来ました。

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山に向かう。立ち止まると、ウグイスの声の向こうから、まだ遠慮がちなセミの声。空の上からはぴーひょろろ~

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 せーの、

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うりゃっ!!ハーイそのまま5分間!

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牛渡川(うしわたりがわ)に散り残った梅花藻(ばいかも)。名前の響きはイマイチ(売鴨ではない。)ながら、濃い緑の藻に小さく白い花をつける。時期が遅かったせいか、以前TVの特集で見たような、水中花にはなっていませんでしたが。

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湧水を集めて森を縫う流れ

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はいいんですが… 一足ごと、こういう指の第一関節ぐらいの小さなアマガエルが跳び交う。もし踏みつぶしてしまったら…と怖くて途中で引き返す。

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そして…

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言葉もなし。

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確かに、さまとしか呼びようのない御方なのです。

 

そろそろお昼。踏切渡って海岸を行き、十六羅漢で夕日ラーメン。基本的には味噌や豚骨など、こってり派な私ですが、あっさり醤油味にアオサが良く合う♪ 十六羅漢と言いますが、釈迦牟尼、文殊菩薩、普賢菩薩、観音、舎利仏、目蓮も刻まれているので合計22体あるのだそうです。明治元年完成ということなので、実は割と新しい。

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遠くない将来、顔も身体もすべて削り取られても、ここに居続けるのかもしれない。

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胸躍る哀しい色。

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海開きは17日の予定です。

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駅前に戻る。暇そうに見送ってくれた。さいにゃら!

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