初夏の備忘録~生きものたちの横顔(植物編)

植物編も、新たな出会いが中心です。昆虫編はこちら ↓

 

www.ashi-tano.net

 

 

 

ホヤですか…!?ロウバイの偽実

なんかカワイイよ

冬まで残って黒くひからびたのは見たことあったけど、これはまだ青梅っぽい色合いだった。薄緑にうっすらと赤みがさす、季節の色。

 

グミの実は赤く

鮮やかな赤い実。鈍い光沢があり、触ってみると少ししわが寄っている。

名前は知っているけど見たことがなかったグミの木。いや、いつも来る緑道に植わってるんだから見たことはあったんだろうけど全然気付かなかった。葉の感じからしてナツグミか、実が大きいから変種のダイオウグミだと思う*1

こっちは ↓ まだ青いやつ。

 

大きく、慎ましく。アツバキミガヨランの花

葉っぱだけの時期に見つけて、花が咲くのを待っていましたが、すごい、見上げるくらいの高さまで花茎が伸び、大きな白い花が鈴なりになっている。

 

紫がかった蕾の縁

 

堂々たる姿だけど、花々はみな俯いていて、開き方も慎ましい。

 

癖になりそなこの香り、オニグルミの実

毛羽立った表皮に触るとべたついた感触。松脂に似た鮮烈な香りがある。

普通は高いところにあるので落っこちたのしか触れませんが、このときは目の高さまで垂れて下がった枝に生っていた。ラッキー☆

 

すべてヨシ!カルミア(アメリカシャクナゲ)の花、蕾、実

金平糖みたいな蕾が可愛い。

一見、花びらの真ん中に赤い斑点があるように見えるけど、よくよく見ると雄しべが湾曲して先端が花びらに収まっていて、赤い点に見えるのは雄しべの葯なのだ。昆虫が飛んで来たりして刺激を受けると雄しべが飛び出し、花粉が散るという仕組みなんですと!*2

 

実も不思議な形をしてる

嵐でほとんど落ちてしまったけど、残った実が熟すところも見ていきたい。

 

あの可憐さはどこに…アメリカフウロの実

この目立たない小さな花が…

 

こんなケッタイな実に!

 

花から実へ、夏みかんの成長

派手さはないけど爽やかな色と形

 

雌しべだけになり、根元には赤ちゃんミカン

 

雌しべが取れて、実としてスタート。でもまだ豆粒ほどの大きさです。

 

キンカン大にまで成長!

 

実かと思ったら…アカメガシワの蕾と花

つぶつぶが

 

咲いた!

実がどうなるのかも楽しみ ♪

 

こんな子いたっけ…?ワルナスビ

何度も来てる公園なのに、このナスっぽい花は見た記憶がなかった。

北米原産の外来種で、根茎で増え根絶が難しいことからこの名前がついたという*3

地下茎の断片による繁殖力が強く,1cm以下の断片からも再生可能、ついでに有毒*4だというから厄介すぎる。花もナスに似てるし、実の写真とか見ると*5真ん丸で可愛いんですけどね。こんな実を今まで見落としていたのかなあ…色も黄色くなるみたいなのに。それともごく最近進出してきたものなのか。

 

きみの名は…テイカカズラの花

冬場に見て、名前がわからなかった常緑のつる植物に花がついていた。花があれば同定できるぞ!と調べてみたら

 

プロペラ上の花が特徴的な、テイカカズラであった*6

 

去年、『奇のくに風土記』*7でテイカカズラの名を知ってから間もなく、大田区の龍子記念館で ↓ たまたま見かけて「へぇ~これがテイカカズラか~」と感心したりしたけど、身近なところにずっとあったのだ。

テイカカヅラとは「定家葛」で、藤原定家と式子内親王の悲恋伝説に由来するのだとか*8

 

新しい公園のリンゴたち

昨秋オープンしたヌゥパークこと三室中央公園に行ってみたら、水田エリアがあったりリンゴなどの果樹が多く植えられていたりと、ユニークな感じでした。

 

アルプス乙女

 

ツガルリンゴ

熟した時期、そして来年は花の盛りにも来てみたい。

*1:林将之、『山渓ハンディ図鑑14 増補改訂 樹木の葉 実物スキャンで見分ける1300種類』(Kidle版)、山と渓谷社、2020年、P317

*2:

www.nissay-midori.jp

www.hama-midorinokyokai.or.jp

*3:亀田龍吉・有沢重雄著/近田文弘監修、花と葉で見わける野草、2010年、小学館、P71

*4:

www.nies.go.jp

*5:*3に同じ

*6:

www.pharm.or.jp

*7:木内昇著。江戸時代の紀州藩を舞台に、本草学者・畔田翠山の若き日を描いた歴史ファンタジー。おススメです

*8:

www.the-noh.com

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