昨日(3月18日)用事があって久しぶりに飯田橋に行ったのですが、JRの西口を出ると川沿いに
桜並木がほぼ満開になっていました

ソメイヨシノよりややピンクが強い感じ
飯田橋にはたまに来るんだけど、これまではタイミングが合わなかったのか、こんな桜があったなんて記憶にない。

やや小さめの可憐な花。樹形はちょっと逆さボウキのコヒガンを思わせるけど、コヒガンよりずっと樹高が高い。じゃあ、まさかエドヒガン? でも14日時点のさいたまではまだやっと蕾状態だったし…東京は少し南だから早いのか?
そういうときはエドヒガンの特徴、萼筒をチェック。うーん…膨らみがあるものの、エドヒガンほどぷっくり膨れてはいない。

てことは、エドヒガン系の雑種なのかな?
帰宅してハンドブックなどで調べましたが、それらしいものは見当たらず、気になっていたのですが、今日(3月19日)。
上野公園に、よく似た感じのサクラがあるではありませんか!遠くから見た色合いとか、うまく撮れなかったけど花の感じも。

右側に半分見切れているのが小松宮彰仁親王像。今回調べたら、元々は仏門に入ってたけど幕末に還俗して戊辰戦争、西南戦争、日清戦争などに指揮官として出征した軍人だったそうですね。で、サクラはこの像の脇で発見されたことからその名にちなんで

つまり、これが原木なのだ。
そして、コマツオトメ(小松乙女)を調べてみると、やはりエドヒガン系の雑種で、ソメイヨシノより若干早く咲く品種であった*1。
また、項目としては載ってなかったけど、『サクラハンドブック』(大原隆明、文一総合出版、2019年電子書籍版発行)を見返していたら、「ソメイヨシノ」の項に、てんぐす病に弱いソメイヨシノに代えて「ジンダイアケボノ」「コマツオトメ」「ヨウシュン」の3つが急速に普及しつつある、という記述があった(P45)。
ジンダイアケボノ(神代曙)は大宮公園にあるので見たことがあるけど、やや丸みを帯びた花の形で、縁がやや濃いピンクで、柔らかく華やかな印象がある。
ヨウシュン(陽春)は、ネットで画像を見ると、似てる感じもするけど、花は大輪*2だそうだ。
するってぇと…花の時期や色形、樹形や樹高、普及度などからして、やはり飯田橋の桜並木はコマツオトメなんだろうか?もうちょっとじっくり観察してくればよかったな~来週また東京行くから、もう一度よく見てみよう。
