参りました!~~グノーシア第15話「最終問題」感想~

 

1 「ユーリは人間!」

AC主義者の存在が今日の会議で取り沙汰されることは確実、と思ってはいたけど、話を持ち出すのはラキオ、あるいはユーリ自身と思い込んでいたのです。まさか、ジョナス自身がAC疑惑をユーリに被せてくるとは…有能じゃん。LeviもAC主義者については検知できず、「その可能性はあります」としか言えず、頼りにならない。仕方のないことですが。複数いたりしたらもうしっちゃかめっちゃかだが、皆そこまで心配はしてないらしい。まあ役職以外はACだったとしてもそこまで影響ないしな。

一方、ユーリからグノ指摘されたラキオは、コメットに投票したことをもって、自分はグノーシア仲間ではあり得ないと主張する。

これは身内切りがあり得ることを指摘すれば崩れる理屈なのだが、ユーリは自分が追い詰められている今、それを言うのは苦し紛れの攻撃と受け取られるのを懸念したようだ。まあ、水掛け論ですしね。

代わりにユーリが持ち出したのは、100%確実な、反駁しようのない理屈。

「AC主義者だとしても、人間なのだからCSはしない方がいい」。一見無茶苦茶な屁理屈だが、ユーリをCSすれば人間が1人減るのは確実なのだから、意外と理にかなっている。

でも僕の主張を覆せてないよね、とラキオがユーリの肩に肘を乗っけるところ。ラキオの優位性の暗喩なんだけど、身長差も改めて感じられてなんか面白い。

分が悪いユーリにここで助け舟。ククルシカがユーリを守ったことを自ら告白します。これはラキオが指摘した通りユーリが真エンジニアであることの証明にはならないのですが、若干の心証改善には役立ったかもしれません。

 

2 投票結果は?

1回目の投票結果は5:5でラキオとユーリが同票。

両方CS案も出ますが、それは人数をむやみに減らすことになる、と一旦保留にする案に流れそうになります。ちょっと消極的な感じもしたけど、いきなりAC主義者という新要素が出てきて議論が紛糾し、皆に疲れがあったのかもしれません。

しかしそうなると今晩ククルシカが襲われ、明日ラキオをCSに持ち込めたとしても、残る3番目のグノーシアが自分を襲うのは確実。と思い至ったユーリは焦る(このときのユーリの脳内追いかけっこがなんか可愛い)。そしてまさかの……

 

渾身の土下座!!ゲームではCS免除にしか使えない技をここに持ってきたのは、今日明日中に決めねばというタイムリミットがある今回ループの設定ならではのもの。心を動かされて寝返るのが沙明というのもナットク感がある。

 

しかしラキオはCSが決定しても余裕の表情。序盤では土壇場で焦りまくっていたのに、グノーシア化してるからなのか?それとも…

自分達以外にとっては一度きりの人生、とセツはよく言うし、実際そうなのだろうけど、物語を観てると、それぞれのループが他の人々にも微妙に影響しているんじゃないかとう気もしてしまう。ゲームで言えばいつの間にか皆もレベルが上がって手強くなり、新スキルを繰り出してきたりするわけだし、アニメではユーリを始め他人への心証とかが他ループから流れ込んで来たりしてるかも。だってさあ…

 

<投票結果>

ラキオ:ユーリ、ステラ、ククルシカ、セツ、SQ、沙明

ユーリ:シピ、ラキオ、レムナン、ジョナス

 

沙明は除くとしても、これは1期でコツコツ積み重ねてきた成果だろ…

 

3 最終問題?

どんな状況でもマウントを取らずにいられないラキオの言葉に警戒心を強めたユーリは、残る1人の炙り出しに取り組みます。前髪を結んで立てたその姿はまるで受験生。

最終的にユーリに投票した シピ、ジョナス、レムナン の中から、シピを調査対象に選ぶユーリ。

視聴者からすると、ラキオの自信満々ぶりでもしかして?と思い、投票結果で対抗ドクターであるラキオではなく人間確定しているユーリに投票したレムナンがはっきり黒とわかります。ラキオの術中にハマッてシピをクリックするユーリに「だめーちがーう!」と叫んだのは私だけではないはず。

案の定シピ人間という訳に立たない報告を抱えて翌朝の会議に臨むことになる。一体どうなるんだ~~

 

4 ウソかホントか、まさかの報告

DAY5会議。予想通り、ククルシカの姿はない。SQが「あんなに可愛いのに酷いことをする」とコメント。二人の関係、そして「グノーシア」が、同一人物であっても各ループによって微妙に異なる人格を持つ世界であることを考えると、印象深いセリフだ。あるいはアニメでは更に隠された何かがあるのだろうか。守護天使名乗りは自殺行為。元々のあのひとの人格とは相いれない自己犠牲だ。

話は変わりますがシピの顔の前で尻尾ぶらぶらさせてるシピネコ。両方目をつぶってるのがジョナスの御託にうんざりしてるっぽいのが可愛い♡

さて、役職持ちの報告は、

 

ドクターレムナン:ラキオはグノーシア

これはレムナン真ドクターと考えれば納得の判定です。ふむふむ。次はジョナス。

 

「レムナンは、グノーシア」

 

ええええええ!

土壇場で必死に考えた末、遅ればせながらユーリもラキオの仕掛けた罠に気付く。しかし手持ちの調査結果は「シピ人間」しかない……ユーリは、まさかの行動に出る(これも、試験時間終了間際にはっと気づいて書いた答えを消し、必死こいて書き直す受験生のよう…)。

 

自分もレムナンを調べた、と嘘をつき、レムナン=グノーシアという推測を事実として報告したのだ。

真ドクターが現れない中、2人がドクターを騙ることで、片方が排除されても残りは本物だという信頼を得て安全圏に残れる、というラキオの計画を暴き、ジョナス、ユーリのどちらが真エンジニアかにかかわらずレムナンはグノーシアなのだと理詰めで追い詰め、ユーリは勝利する。

ところで、ユーリは真ドクはおそらくジナって言ってたけど、しげみちかもとは考えもしなかったんだろうか?

 

5 結末と、新たな始まり

CS室でレムナンと最後の言葉を交わすユーリ。

グノレムってやっぱり怖いな。「人間も嘘をつく」て最後の言葉は、皆には聞こえなかったのかな。だとするとCS装置越しだったレムナンに聞こえているはずもなく、ユーリの悪い笑みを見て悟っただけなのかも。

緑点灯で喜び合う生き残りの面々。跳ね回るSQが可愛い。振り返ればセツの微笑みが。しかしそれが揺らいで薄れ、また時間が巻き戻っていく…

結局このループでは夕里子様の解説は聞けなかったわけですが、日にちの巻き戻り方がいつもと違う感じもするし、会議で嘘をつくという禁じ手をやっちゃったことでもあるし、これからバグの話にまで広がっていくのかな~またまた新展開の予感。

 

6 まとめ

ラキオの狙いに気付かず、まんまと騙されてしまいました。参りました!

 

www.ashi-tano.net

どうなるどうなるの14話、まさかまさかの15話、どちらもすっごく面白かった!土下座や最悪どちらか生き残ればよしとするグノ2人同時騙り、そしてユーリの嘘…ゲームのルールやセオリーとは違う展開が、アニメとしての面白さを増し、また納得性もちゃんと担保されているのはすごいと思いました。

ラキオもレムナンもそれぞれグノとしての個性があらわれててよかったし、ユーリは可愛さは変わらないのにすっかり頼もしくなり…ククルシカも原作ゲーム経験者の私達もまだ知らない何かがあるのが垣間見えてこの先が楽しみです。他のキャラのちょっとした仕草やセリフも「おっ」て思うのが多くて書ききれない。でも…

今ループのMVPはやはりジョナス。

もともとおかしい人でしたが、それ故に有能なAC主義者になっていました。

セツ人間、コメットグノーシア、ユーリ人間、レムナングノーシア。正しい判定しかしてないのにこれだけかき回すとは。特に先手を取ってAC疑惑をユーリに擦り付けたのは、さすが元英雄。それと、アニメでの説明を聴いてると、原作に比べ「グノーシアを崇拝し勝利を願う」という目的意識が希薄で「混乱と混沌を望む」というニュアンスに感じられるのですが、それもジョナスに合ってるような気がします。

ラキオの罠が周到過ぎたのと、ジョナスが大物狙い過ぎたのとが相まって、最後の最後でレムナングノーシアという大誤爆になってしまいましたが、それはご愛嬌。

次は誰が、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

ああ、早く来週にならないかな~~

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